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奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域
サマーセミナー2019 8/28-30

 奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科 情報科学領域では、2019年8月28日(水)〜30日(金)に、NAISTの受験を真剣に考えている大学生以上 (高専4年以上、社会人も含む)を対象としたセミナーを開催します。 セミナーでの実習を通じて、最新の研究設備を使用でき、本学の先輩や先生と直接意見交換をすることが出来る貴重な機会となっています。

過去のサマーセミナー参加者の声:

日時 2019年8月28日(水)- 29日(木)または 2019年8月28日(水)- 30日(金) (各テーマにより開催期間が異なるのでご注意ください)
場所 奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域 (〒630-0192 奈良県生駒市高山町8916-5)
応募資格 大学生以上であること (高専4年以上、社会人も含む)。 性別、年齢、国籍、現在の専門分野などは問いません。
受験を考えていない方は いつでも見学会をご活用ください。
定員 テーマ毎の定員を確認してください。
応募者が多い場合は、各テーマにおいて選考いたします。
費用 参加費無料。ただし本学への交通費、および宿泊費は各自で負担してください。
応募方法
受付終了しました >>>> 配属先の確認
問い合わせ先 サマーセミナー2019実行委員会
ss1908[at]is.naist.jp

更新情報

集合場所

キャンパスマップ 7 番 情報科学棟 までお越しください. 入口に案内の看板がございますので,案内の通りに L1講義室までお越しください.

スケジュール

テーマ一覧

  1. C言語で行く100倍効率シストリックアレイ入門
  2. 研究室名: コンピューティング・アーキテクチャ研究室
    概要: ノイマン型CPUの性能向上鈍化を補う有力候補が、Googleも独自開発したシストリックアレイ型コンピュータである。基礎からプログラム記述、特別なコンパイラを使った実行形式のコード生成、実用アプリケーションの実行までを一通り体験する。使用するシストリックアレイは当研究室が独自開発したIMAXシリーズである。
    開催期間: 3日間
    定員: 4
    受入条件: C言語によるプログラミング経験
    資料: セミナースライド
  3. 計測に基づいた写実的なコンピュータグラフィクスの生成法
  4. 研究室名: 光メディアインタフェース研究室
    概要: 最近の映画やゲームで見られるコンピュータグラフィクスによる映像は、技術の進歩に伴い、まるで実写と見分けが付かなくなってきています. このような映像のことをフォトリアリスティック(写実的)なコンピュータグラフィクスと呼びます. この写実性を実現するには、コンピュータグラフィクスで描こうとする物体の特性を、コンピュータビジョン技術を駆使して獲得することが有効です. このテーマでは、本物らしさ獲得するためのコンピュータビジョン技術と、本物らしさを実現するコンピュータグラフィクス技術に関して、実験を通じて学び、体験してもらいます.
    開催期間: 2日間
    定員: 5
    受入条件: C/C++ または Python によるプログラミング経験があることが望ましい
    資料: セミナースライド
  5. ロボットオープンソースミドルウエアROSを用いたロボットの制御
  6. 研究室名: ロボティクス研究室
    概要: ROS(Robot Operating System:ロボットオペレーティングシステム)は、ロボットシステムを構築するためのオープンソースミドルウエアであり,ロボット・アプリケーション作成を支援するライブラリとツールを提供しています.本研修ではROSの使用方法を学習し,それを用いてプログラムを作成し,ロボットの動作を確認します.
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: PythonによるプログラミングとUnix/LinuxコマンドラインUI使用の経験
    資料: 準備中
  7. 実装の脆弱性を利用して強力な暗号を解読してみよう!
  8. 研究室名: 情報セキュリティ工学
    概要: 暗号モジュールの動作中に生じる消費電力や放射電磁波といった本来の入出力以外の情報(サイドチャネル情報)を観察することで秘密鍵を奪うサイドチャネル攻撃が新たな脅威として注目を集めています。本セミナーでは、暗号アルゴリズムをソフトウェア及びハードウェア実装し、暗号処理の動作中に生じるサイドチャネル情報を実際に計測し、それを用いて暗号を解読する手法について学ぶと共に、こうした攻撃に対抗するための対策手法についての基本概念を学びます。
    開催期間: 2日間
    定員: 4
    受入条件: C言語によるプログラミング経験があること
    資料: 準備中
  9. ミニ・スーパコンピュータを自作しよう!
  10. 研究室名: ソフトウェア設計学
    概要: 本セミナーでは、実際の大規模なスーパコンピュータが採用しているソフトウェア群を用い、複数台の小型PC (Raspberry Pi) を相互接続した小規模な計算クラスタを構築します。構築したクラスタ上で並列分散計算を行うアプリケーションを実行し、スーパコンピュータの仕組みを理解します。
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: UNIXコマンドの知識とプログラミングの経験があると望ましい
    資料: セミナースライド
  11. 生物に学ぶ人工知能とロボット制御
  12. 研究室名: 知能システム制御
    概要: 今話題の人工知能やロボットですが、生物に倣っている面が多々あります.そういった生物の巧みさ・柔軟さに学んだ手法を学習します.実習では、人工知能の1つである強化学習を使ったロボット運動制御に挑戦します.このセミナーを通じて、生物の凄さ・ロボットの可能性を肌で感じてもらいます.
    開催期間: 2日間
    定員: 8
    受入条件: 特になし
    資料: セミナースライド
  13. ビデオシースルーHMDで視覚拡張の世界を体感しよう
  14. 研究室名: サイバネティクス・リアリティ工学研究室
    概要: 近年、科学技術の力で人間の能力をパワーアップする人間拡張という研究分野が盛んになっています。本実習ではその入門として、ステレオカメラの映像を加工してHMDを通して見ることで、周囲の見え方が様々に変化する視覚拡張システムを制作します。1日目は基本的な画像処理について学び、2日目はインストラクタと相談しながら自由にシステムを改良していきます。自身の興味やスキルに合わせて、360°カメラや距離センサ、ジェスチャ入力装置、視線検出装置などを用いたり、シェーダや深層学習を用いたリアルタイム画像変換などにチャレンジすることもできます。どのように便利な見え方、あるいは楽しい見え方をするかはあなたのアイデア次第です。意欲のある人はさらに3日目に参加するのもOKです。
    開催期間: 3日間
    定員: 3
    受入条件: CまたはC++によるプログラミング経験があることが望ましい
    資料: セミナースライド
  15. テレイグジスタンスシステムを制作してみよう
  16. 研究室名: サイバネティクス・リアリティ工学研究室
    概要: 近年、インターネットの発達により顔画像を利用したSkypeやFaceTimeによるテレコミュニケーションが一般的になってきました。この顔画像だけのテレコミュニケーションを発達させ、遠く離れた場所にあるロボットやシステムをネットを介して遠隔操作し、何らかの作業を行うことをテレイグジスタンスといいます。本実習ではその入門として、カメラを搭載した遠隔操作可能なロボットに様々な機能や役割を追加したテレイグジスタンスシステムを制作します。最終的に、遠隔作業用・遠隔コミュニケーション向けテレイグジスタンスになるかはあなたのアイデア次第です。1日目は簡単なテレイグジスタンスシステムの構成方法について学び、あたらしいテレイグジスタンスのアイデア出しを開始、2日目はインストラクタのサポートを受けながら自由にシステムを実装していただきます。3日目も参加希望の人は引き続き実装していただけます。
    開催期間: 3日間
    定員: 3
    受入条件: CまたはC++によるプログラミング経験があることが望ましい
    資料: セミナースライド
  17. マイコンと機械学習を使って行動認識システムを作ろう
  18. 研究室名: サイバネティクス・リアリティ工学研究室
    概要: コンピュータやセンサの小型化が進み、生活の中へと多くのシステムが導入され、人々を支えています。システムでは、センサから人々の行動に関するデータが取得され、コンピュータがそのデータを分析し、人々のサポートを行うアクチュエーションを行っています。本実習では、マイコン(Arduino, ESP32, M5Stackなど)とセンサ(加速度、ジャイロなど)を用いて、「センシング→行動認識→アクチュエーション」の流れを体験してもらいます。どのようなセンサを使い、どのような行動をどのような手法(機械学習など)により認識し、どのようなアクチュエーションをするかについてアイデアを出すところから始めていただき、実装するまでをチャレンジしていただきます。1日目はマイコンの基本的な利用方法について学び、アイデア出しを開始、2日目はインストラクタのサポートを受けながら自由にシステムを実装していただきます。3日目も参加希望の人は引き続き実装していただけます。
    開催期間: 3日間
    定員: 3
    受入条件:
    資料: セミナースライド
  19. ブロックチェーンベースのソフトウェア開発入門
  20. 研究室名: ソフトウェア工学研究室
    概要: Ethereumのテストネット上でいくつかのスマートコントラクトの開発とデブロイを体験することで新しいソフトウェア開発パラダイムを学びます.
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: プログラミングの経験があること
    資料: 準備中
  21. クラウドのための仮想ネットワークプログラミング
  22. 研究室名: ソフトウェア設計学研究室
    概要: クラウドデータセンタなどで注目が集まりつつある仮想ネットワークプログラミングに関して実習を行います.仮想計算機技術の発達により大きく発展したクラウドですが,次の段階としては,計算機だけではなくネットワークの仮想化が要求されており,SDN (Software Defined Networking)によるプログラマブルネットワークが注目されています.本実習ではSDNの代表として注目されているOpenFlow技術通して,仮想ネットワークのプログラミングを実施します.
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: 特にないが,Rubyの経験があると好ましい.
    資料: 準備中
  23. 渋滞はなぜ起きる?
  24. 研究室名: 大規模システム管理研究室
    概要: 交通渋滞は慢性的な社会問題となっていますが,そもそもなぜこのような渋滞が発生するのでしょうか.本セミナーでは,簡単な経路選択ゲームを介して,渋滞の発生を体感してもらうとともに,その発生メカニズムの理解,さらには渋滞緩和のための方策について取り組んでもらいます.
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: Javaのプログラミング経験があることが望ましい.
    資料: セミナースライド
  25. Raspberry Piを用いたIoTアプリの開発
  26. 研究室名: 大規模システム管理研究室
    概要: モノのインターネット(IoT)は,インターネットを介して様々なモノ(人,センサー,スマホなど)同士の情報交換を可能にし、e-ヘルスやスマートホームなど幅広い重要なアプリケーションの基本的なアーキテクチャになっています。本実習では、Raspberry Piと温度や湿度などの様々のセンサーを用いて、簡単なIoTアプリを作成します。
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: CまたはPythonによるプログラミング経験があること
    資料: セミナースライド
  27. モバイルエージェントによる並列分散学習システムの構築
  28. 研究室名: モバイルコンピューティング研究室
    概要: モバイルエージェントは、ネットワークに接続されたコンピュータ間を移動しながら処理を実行するプログラムです。また、機械学習が近年注目されており、本実習では開発プラットフォームやライブラリを用いて、モバイルエージェントによる並列分散学習システムを構築します。システムの構築にはRaspberry Piなども用い、モバイルエージェントによる学習やネットワーク経由での動作・移動の様子を確認します。
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: 特になし
    資料: セミナースライド
  29. 深層学習による医用画像処理 ―AI医療の最新技術を学ぶ―
  30. 研究室名: 生体医用画像研究室
    概要: 本セミナーでは、画像認識・生成のための深層学習の基礎手法であるConvolutional Neural Network (CNN)や最新手法のGenerative Adversarial Network (GAN)などを使って、医用画像解析を行います。特に、CT画像やMRI画像から全自動で解剖学的な特徴点を抽出するアルゴリズムや、MRI画像からCT画像を生成するアルゴリズムを実装し、関連する技術やプログラミングツールの実践的理解を深めます。
    開催期間: 3日間
    定員: 3
    受入条件: プログラミング経験があることが望ましい
    資料: 準備中
  31. MRIおよび超音波画像装置を用いた筋骨格解析
  32. 研究室名: 生体医用画像研究室
    概要: 本セミナーでは、本学に新しく導入された、立位撮影可能なMRI装置およびモーションキャプチャーにより三次元再構成が可能な超音波画像装置を使って筋肉や骨格の構造やその動きを解析します。参加者はMRIや超音波の撮像原理や操作方法を勉強し、実際に撮影を行い、得られた画像から解析を行う一連の操作を体験してもらいます。
    開催期間: 3日間
    定員: 3
    受入条件: プログラミング経験があることが望ましい
    資料: 準備中
  33. 100台の小型ロボットを協調させよう
  34. 研究室名: ディペンダブルシステム学研究室
    概要: インターネットをはじめとして、世の中のほとんどのシステムは、多数のコンピュータが協調動作する分散システムです。本セミナーでは、100台の小型ロボット(kilobot)を協調動作させることで、分散システムにおけるアルゴリズムの設計を体験してもらいます。
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: プログラミング経験があること
    資料: セミナースライド
  35. 災害時に活躍するメッシュネットワークをRaspberry Piで構築
  36. 研究室名: 情報基盤システム学研究室
    概要: 災害時に通信インフラが利用できなくなった時に、メッシュネットワーク(あるいはアドホックネットワーク)をその場で構築する手法が考えられます。通信インフラが壊滅した時に、衛星通信回線を確保できた状態で、そこから半径約500mの範囲で活動する防災関係者にWi-Fiによるインターネット接続性を提供するシナリオを設定し、Raspberry Piを用いたネットワーク構築演習を行います。
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: なし
    資料: セミナースライド
  37. Jupyter Notebookでソフトウェア開発データを対象としたデータサイエンス
  38. 研究室名: ソフトウェア工学研究室
    概要: 「Jupyter Notebook」というプログラム実行環境を使い,Pythonでの大規模データ分析・可視化・機械学習に取り組みます.著名な7のプログラミング言語(JavaScript, R, Ruby, Pythonなど)のライブラリエコシステムデータを分析します.実際のソフトウェア開発データから有用な知見を発掘しましょう.
    開催期間: 2日間
    定員: 5
    受入条件: プログラミング経験があること
    資料: 準備中
  39. 友好的関係を構築する人と対話ロボットのコミュニケーション技術開発
  40. 研究室名: インタラクティブメディア設計学研究室
    概要: 様々な対話ロボットが開発されているが、対話の魅力の低さなどから継続的な利用に至っていない。日常的に継続利用される対話ロボットを目的として、物理的な身体性持つロボットおよび、タブレット・スマートフォンやAR環境で動作するバーチャルロボットを対象に、人センシング、対話内容生成、拡張現実感(AR)、インタラクション技術を活用し、対話意欲を向上するコミュニケーションロボットの開発を実施する。
    開催期間: 2日間
    定員: 4
    受入条件: プログラム経験がある方が望ましいが必須ではない。
    資料: セミナースライド
  41. 人の動作・行動センシングに基づく拡張現実感システムの開発
  42. 研究室名: インタラクティブメディア設計学研究室
    概要: 拡張現実感技術を用いた多くのソフトウェアが普及しているが、現状そのほとんどはゲーム応用に限られている。本テーマでは、カメラや各種センサにより、ユーザの現在の行動・状態をセンシングし、それに応じて、役に立つ情報を提示するシステムを開発する。それを通じて、人をセンシングする技術や、ヘッドマウントディスプレイ型、プロジェクション型拡張現実感技術により現実世界に情報を重畳表示する技術の基礎を学ぶ。
    開催期間: 2日間
    定員: 4
    受入条件: プログラム経験がある方が望ましいが必須ではない。
    資料: セミナースライド
  43. 同じFPGAなのに性能が違う?
  44. 研究室名: ディペンダブルシステム学研究室
    概要: FPGAは、設計者が自由に構成を変更できるハードウェアで、近年、ビッグデータや金融取引から機械学習アクセラレータまで応用範囲が拡大し注目を集めています。このセミナーでは、2つのFPGAを提供します。両者は、同じ製品であるにもかかわらず、回路性能に大きな差が出ています。これらのFPGA上でリングオシレータを設計してもらい、実測とシミュレーションから、これらの性能差の原因を考察してもらいます。
    開催期間: 2日間
    定員: 2
    受入条件: Verilog による回路設計経験があること
    資料: 準備中

研究室見学

研修を受ける研究室以外の研究室を見学したい場合には、研修を受ける研究室の担当者と予め相談の上、 いつでも見学会というシステムを利用してください。

大学へのアクセス

本学へのアクセスページを参考にしてください。

宿泊施設の案内

近隣のホテル(有料)は FAQのページにあります。予約は自身で行ってください。

交通機関運休及び気象警報発令の場合のセミナーの取扱いについて

1. 交通機関運休の場合
大規模な災害、事故等の発生により、通学路線のうち「近鉄電車(けいはんな線、奈良線、京都線)」あるいは「奈良交通バス(学研北生駒駅、学園前駅、高の原駅路線)」が運休した場合、その日のセミナーは中止とします。 なお、運休が解除された場合の取扱いは次表のとおりです。
2. 気象警報発令の場合
奈良市・生駒市のいずれか又はこれらの市を含む地域に「暴風警報(又は暴風雪警報)」又は「特別警報」が発令された場合、その日のセミナーは中止とします。なお、同警報が解除された場合の取扱いは次表のとおりです。

運休及び警報解除時刻授業の取扱い
午前7時以前に解除された場合全日セミナー実施
午前10時以前に解除された場合午後セミナー実施
午前10時を経過しても解除されない場合全日セミナー中止

(注)運休(運行)及び発令(解除)の確認は、テレビ・インターネット等の報道によります。

「特別警報とは」
特別警報が発表された地域は数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。居住地 や通学経路において、特別警報が発令された場合は、周囲の状況や市町村から発表される避難指示・ 避難警告などの情報に留意し、ただちに命を守る行動をとってください。

過去のスプリング/サマーセミナー