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奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 情報科学領域
サマーセミナー2020 (オンライン) 8/19-21

 奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科 情報科学領域では、2020年8月19日(水)〜21日(金)に、NAISTの受験を真剣に考えている大学生以上 (高専4年以上、社会人も含む)を対象としたセミナーを開催します。 セミナーでの実習を通じて、最新の研究設備を使用でき、本学の先輩や先生と直接意見交換をすることが出来る貴重な機会となっています。

過去のサマーセミナー参加者の声:

日時 2020年8月19日(水)- 21日(木)または 2020年8月20日(水)- 21日(金) (各テーマにより開催期間が異なるのでご注意ください)
場所 ご自宅などからテーマ担当者が指定するオンラインシステムに接続してもらいます。
応募資格 大学生以上であること (高専4年以上、社会人も含む)。 性別、年齢、国籍、現在の専門分野などは問いません。
受験を考えていない方は いつでも見学会をご活用ください。
定員 テーマ毎の定員を確認してください。
応募者が多い場合は、各テーマにおいて選考いたします。
費用 参加費無料。ただし、オンラインシステムに接続するためのコンピュータ環境構築、通信費は各自の負担となります。
応募方法
受付終了しました >>>> 配属先の確認
問い合わせ先 サマーセミナー2020実行委員会
ss2008[at]is.naist.jp

更新情報

集合場所

各テーマ担当者から接続先の連絡があります。ただし、8/20 開催予定のオンライン入試説明会を実施します。

スケジュール

テーマ一覧

  1. AIハードウェアの歴史と未来
  2. 研究室名: コンピューティング・アーキテクチャ研究室
    概要: AIハードウェアのこれまでの歴史と、半導体微細化終焉の現状を解説し、今後の可能性について、討論形式にて理解を深める。
    開催期間: 2日間
    定員: 10
    受入条件: 特になし
    資料:
  3. ビットコインの技術をハックしましょう
  4. 研究室名: コンピューティング・アーキテクチャ研究室
    概要: ビットコイン、リップル、イーサリアムなどの暗号通貨システムを成功させる技術を知っていますか? 回答はブロックチェーンです! 本ゼミナールでは、ビットコインなどの分散型ネットワークの謎が解ります。 また、Blochchainが超スマート社会5.0の開発にどのように適用されているかもわかってるようになります。
    開催期間: 2日間
    定員: 10
    受入条件: オンライン会議で積極的な発言を行え、英語を避けないこと。 本ゼミナールは英語で行うため、英語を理解できること。Q&Aには英語・日本語の両方が可能!
    資料:
  5. 実装の脆弱性を利用して強力な暗号を解読してみよう!
  6. 研究室名: 情報セキュリティ工学
    概要: 暗号モジュールの動作中に生じる消費電力や放射電磁波といった本来の入出力以外の情報(サイドチャネル情報)を観察することで秘密鍵を奪うサイドチャネル攻撃が新たな脅威として注目を集めています。本セミナーでは、暗号アルゴリズムをソフトウェア及びハードウェア実装し、暗号処理の動作中に生じるサイドチャネル情報を実際に計測し、それを用いて暗号を解読する手法について学ぶと共に、こうした攻撃に対抗するための対策手法についての基本概念を学びます。
    開催期間: 2日間
    定員: 4
    受入条件: C言語によるプログラミング経験があること 8/24,25に日程が変更になった場合も受講可能であること。
    資料:
  7. 人工知能を用いたスマートな意志決定!
  8. 研究室名: 知能システム制御研究室
    概要: 人工知能において意志決定は重要な要素を占めており,スマートな社会を実現するために様々な技術が存在します.実習では,最適化アルゴリズムと呼ばれる技術を用いてスマートな意志決定の方法論を学び,意志決定課題の1つである「ダイエット問題」を実際に解いてもらいます.
    開催期間: 2日間
    定員: 4
    受入条件: Pythonプログラミングの経験があることが望ましい.
    資料:
  9. 多数の低機能ロボットを協調させよう!
  10. 研究室名: ディペンダブルシステム学研究室
    概要: インターネットをはじめとして、世の中のほとんどのシステムは、多数のコンピュータが協調動作する分散システムです。本セミナーでは、多数の低機能ロボットの協調動作をシミュレーションすることで、分散システムにおけるアルゴリズムの設計を体験してもらいます。
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件:
    資料:
  11. スマホやAIカメラでARアプリを作ってみよう!
  12. 研究室名: サイバネティクス・リアリティ工学研究室
    概要: ポケモンGOやSNOWのようにカメラで現実環境を認識して映像を加工したり合成したりするARアプリを作りましょう。スマホの場合はGoogleのARCoreという開発ツールを用いて、また、AIカメラの場合はM5StickVというAIカメラを用いて、ノートパソコンで開発を行います(★必要な機材は貸し出しますのでご安心ください★)。1日目は基本的な開発手順について学び、サンプルプログラムの動作を確認したり、アイデア出しを行います。2日目は自身の興味やスキルに合わせて、インストラクタと相談しながら深層学習を用いた物体認識や顔認識、ジェスチャ入力などにチャレンジしたり、自由にシステムを改良していきます。3日目はシステムを完成させて、インストラクタや研究室メンバーの前でプレゼンをします。部屋にバーチャルの花瓶や家具を置いてみたり、顔の年齢を変えてみたり、認識した物体を音声で知らせてみたり、いろんなアプリを考えてみてください。
    開催期間: 3日間
    定員: 3
    受入条件: CまたはC++によるプログラミング経験があることが望ましい
    資料:
  13. マイコンと機械学習を使って行動認識システムを作ろう
  14. 研究室名: サイバネティクス・リアリティ工学研究室
    概要: コンピュータやセンサの小型化が進み、生活の中へと多くのシステムが導入され、人々を支えています。システムでは、センサから人々の行動に関するデータが取得され、コンピュータがそのデータを分析しています。本実習では、マイコン(M5Stack)とセンサ(加速度、ジャイロなど)を用いて、「センシング→行動認識」の流れを体験してもらいます。どのような行動をどのような手法(機械学習など)により認識するかについてアイデアを出すところから始めていただき、実装するまでをチャレンジしていただきます。マイコンとして、M5Stack Grayを郵送しますので適宜オンラインで質問などを受け付けながら進めていく予定です。M5Stack Grayはセミナー終了後に大学へと返送いただきます。
    開催期間: 3日間
    定員: 3
    受入条件:
    資料:
  15. 機械学習でネットワークパケットを解析して不正な攻撃を検知しよう
  16. 研究室名: ソフトウェア設計学研究室
    概要: 本演習では機械学習を用いて膨大な量のネットワークパケットの解析を行います。そして、DDoS攻撃などネットワークの不正な攻撃を検知するプログラムを開発し、その動作の理解や評価を行います。
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: Pythonによるプログラミング経験があると好ましい。
    資料:
  17. サイバーレジリエンス構成学輪講
  18. 研究室名: サイバーレジリエンス構成学
    概要: 準同型暗号やdifferential privacy、garbled circuitなどサイバーセキュリティ技術の輪講を行います。
    開催期間: 2日間
    定員: 10
    受入条件: オンライン会議で積極的な発言を行え、英語を避けないこと。
    資料:
  19. 初学者のためのAR/VR研究討論会
  20. 研究室名: インタラクティブメディア設計学
    概要: VR/ARに関する簡単な討論会をおこないます.ある課題(例:ヘッドマウントディスプレイは将来のディスプレイデバイスとして有望か?)に沿って,ネット調査したり,AR/VR/HCIに関するオンライン講義を受けてもらいます.その情報をもとに,簡単な発表や議論をみんなで行うことを通して,研究活動を体験しましょう.事前知識や技能は必要ありません.
    開催期間: 2日間
    定員: 8
    受入条件:
    資料:
  21. 車をハックしよう!
  22. 研究室名: 情報基盤システム学研究室
    概要: 現在普及している自動車は複数のECU(車載コンピュータ)がCAN(車内ネットワーク)を通して様々な情報をやりとりして稼働しています。本研修ではそのECU同士の通信を傍受しデータの意味を解析して、その内容を可視化したり、リモコンドア解除を遠隔から行ってみたりと、車をとことんハックします。
    開催期間: 2日間
    定員: 3
    受入条件: Web会議参加・SSHリモートログインができるインターネット回線とパソコン (Windows / Mac など) が使える環境が用意できること。
    資料: セミナースライド
  23. テレコミュニケーションを支援してみよう
  24. 研究室名: サイバネティクス・リアリティ工学研究室
    概要: 近年、インターネットの発達により顔画像を利用したZOOMやSkypeによるテレコミュニケーションが一般的になってきました。本実習では、このテレコミュニケーションを支援する機能を実装します。例えば、ジェスチャによって写真を撮影し、その写真を相手に送信する機能だったり、顔表情認識によってメッセージを送信する機能などがあります。1日目は、基本的な開発手順について学び、サンプルプログラムの動作を確認したり、アイデア出しを行います。2日目は自身の興味やスキルに合わせて、インストラクタと相談しながら深層学習を用いた表情認識やジェスチャ認識にチャレンジしたり、自由に機能を追加していきます。3日目は完成させた各機能に関してインストラクタや他の参加者の前でプレゼンをします。いろんな機能を考えてみてください。
    開催期間: 3日間
    定員: 3
    受入条件: CまたはC++によるプログラミング経験があることが望ましい
    資料:
  25. プログラムをコンピュータに作らせる Programming by Example 入門
  26. 研究室名: ソフトウェア工学研究室
    概要: プログラミングといえば、プログラミング言語を学んだ人間がプログラムを記述する活動であると認識されているかもしれません。しかし、プログラムを誰でも簡単に作れるようにする方法の1つとして、プログラムがどのような処理を行うべきかという入出力例だけを人間が記述し、プログラム自体はコンピュータに合成させるという Programming by Example という技術も活発に研究されています。この研修テーマでは、表計算とデータベース操作言語 SQL を主な題材として、Programming by Example の技術を体験し、プログラムを書かないプログラミングがどのようなものであるかを学びます。
    開催期間: 2日間
    定員: 4
    受入条件: 通常のプログラムやデータベース操作の文(たとえば情報処理技術者試験の「基本情報技術者」の問題文)を見て、文のおおよその意味が推測できること。
    資料:
  27. 脳型コンピュータ実現の難しさ体験入門
  28. 研究室名: ディペンダブルシステム学研究室
    概要: メモリスタは、ニューラルネットワークの積和大規模演算を1ステップで完了することができ、次世代の脳型コンピュータを実現するキーデバイスとして期待されています。一方で、安定的に製造できないため個体ごとに特性が大きくばらつき、高い汎化性能を持った脳型コンピュータの設計が難しいことが課題となっています。このセミナーでは、回路シミュレーションをとおして、特性ばらつきによるニューラルネットワーク汎化性能の低下を確認し、この解決策についての基本概念を学びます。
    開催期間: 2日間
    定員: 2
    受入条件: Python によるプログラミング経験があること
    資料:

過去のスプリング/サマーセミナー