コンピュータ科学領域
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ディペンダブル、グリーンIT等、次世代コンピュータ科学に求められる
基盤技術を確立させるため、コンピュータ本体及び情報ネットワークに
関する教育研究を行う。
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コンピューティング・アーキテクチャ研究室
(中島研究室, B406)
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低電力・高信頼・高速が全部入った次世代コンピュータ
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単純かつ非力なコンピュータでよければ低電力化は簡単です。
また大勢で冗長計算すれば高信頼化も簡単です。しかしいずれも
役に立つコンピュータではありません。どうすれば低消費電力と
高信頼化を両立し、さらに高速なコンピュータを実現できるでしょうか。
この難しい課題にチャレンジしています。
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ディペンダブルシステム学研究室
(井上研究室, B414)
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VLSI高信頼化設計、VLSIテスト、並列アルゴリズム、分散アルゴリズム
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本研究室では、ユーザが信頼できるシステムとは何かという視点から、アルゴリズム、ハード
ウェアなど様々なレベルで研究を行っています。最先端プロセスで製造されるVLSIの信頼性を確
保するための高信頼化設計・テスト設計、マルチコア、分散環境など複数のプロセスを効率よく
利用するアルゴリズムなど多様な切り口でディペンダビリティを追及しています。Intel 6コアプロセッサ12個搭載のサーバ、SPARCクワッドコア6個搭載のサーバが研究をバックアップします。
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計算メカニズム学研究室
(関研究室, B507)
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情報セキュリティ、ソフトウェア検証、情報の符号化、生命情報科学
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本研究室では、アルゴリズム理論、形式言語理論、情報理論などに裏打ちされた計算メカニズ
ム学を駆使し、情報セキュリティ、ソフトウェア・データベース解析検証、情報の符号化技術、バイ
オインフォマティクスなどの情報科学の応用分野に現れる問題の本質的な部分を解決し、さらに
得られた知見を計算メカニズム学にフィードバックすることを目指す、斬新な技術の研究・開発に
取り組んでいます。
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ユビキタスコンピューティングシステム研究室
(安本研究室, A405)
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コンテキスト推定、ユビキタスユーザインタフェース・シミュレーション、生活支援、モバイル
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本研究室では、様々なセンサから取り込まれる実世界データを処理・集約・解析することで空間
の物理的な状況を認識し、その時々の状況に応じてユーザに有用な情報を提示したり、デバイス
を自動制御することで、今までに実現できなかったより便利なサービスを、低コストでユーザに提
供するユビキタスコンピューティングシステムについて研究しています。
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ソフトウェア基礎学研究室
(伊藤研究室, A608)
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アルゴリズム、組み合わせ最適化問題
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本研究室では、高度交通システム(ITS)、クラウド・グリッドコンピューティング、モバイルコンピューティン等の研究分野において、効率の良いアルリムおよび使い
やすいシステムの設計開発を目的とし、対象問題の定式化とそれを解く手法の考案、
実機及びシミュレータ上での評価を通して研究教育を行っています。
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ソフトウェア工学研究室
(松本健一研究室, B114)
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ソフトウェア開発支援、ソフトウェアレビュー、電子透かし・難読化、
オープンソース、ヒューマンコンピュータインタラクション
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本研究室では、ソフトウェアの開発・利用・管理を支援する技術について、理論面の研究と共に、実証実験にも力を入れて取り組んでいます。ソフトウェアの開発利用形態が
多様化する現状では、ソフトウェアに関する基本的な理論や技術を踏まえつつ、学生の
好奇心や柔軟な思考をうまく組み合わせていくことが、既存技術にとらわれない先端的で
実用的な研究につながると考えています。
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ソフトウェア設計学研究室
(飯田研究室, B114)
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ソフトウェア設計、ソースコード解析、開発履歴分析
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本研究室では、ソフトウェアやそれらによって構成される大規模システムの開発・設
計を支援する技術についての研究を行います。特に、設計プロセスや設計情報のモ
デリング理論や実装技術を中心に取り組んでいます。また、企業との共同研究を通じ
た実践的アプローチも重視しており、産業界との交流も活発に行っています。
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インターネット工学研究室
(山口研究室, A316)
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インターネットメタシステム
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本研究室ではインターネットの持続的発展を可能とするため、インターネット・メタシステム
の創出と体系化に取り組んでいます。コアネットワーク技術を中心として、ユビキタスからセ
キュリティ、WiMAX、衛星通信、DTNなどのモビリティ技術,仮想化技術やクラウドコン
ピューティングなど、インターネットに関する様々な研究トピックに取り組んでいます。
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情報基盤システム学研究室
(藤川研究室, B206)
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インタネット・アキテクチャセキュリティ全般
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本研究室では、全学に対する情報処理サービス提供である総合情報基盤セン
ターのスタッフとしての役割も兼ねており、その経験や知見を活かし最先端の超高
速ネットワーク技術に関する研究を基盤・応用の両側面から行っています。また、
本学附属図書館の電子図書館サービスの構築に携わり、新たなメディア管理・伝
送技術に関する研究も行っています。
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システム情報学領域
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ロボット等コンピュータを駆使する各種システム及び
生命現象や生命機能を解き明かすバイオ情報処理に
関する教育研究を行う。
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ロボティクス研究室
(小笠原研究室, A111(ロボット実験室))
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知的ロボットシステム、ビジュアルインタフェース、ヒューマンモデリング |
ロボットは実世界の環境や人間との相互作用(インタラクションコミュニケション)に基づき機能する知的システムです。このような知的システムでは、実時間での認識機能(リアルタイム
センシング)が重要となります。本研究室では、視覚情報・触覚情報をはじめとしたリアルタイム
センシング技術や、それに基づいて知的システムを構成する技術に関して研究をしています。
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知能システム制御研究室
(杉本研究室, B607)
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システム制御工学、センシング&信号処理技術、プロセスシステム工学、制御のための学習理論
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本研究室では「システム制御工学」、「センシング&信号処理技術」、「プロセスシステム工学」、
「制御のための学習理論」などの分野の基礎理論から応用にわたる研究に取り組んでいます。
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数理情報学研究室
(池田研究室, A607, A111)
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機械学習、脳情報科学、適応システム |
本研究室では、種々の現象、特に生体など学習・適応するシステムについて、数理モデル
を構築してその解析を行うことで、その基本原理を解明し、諸分野へ応用する研究をしてい
ます。基本原理を探るための機械学習、生体での実現を解明する脳情報科学、学習システ
ムを工学応用する適応システムが本講座の研究の3本柱です。
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生命機能計測学研究室
(湊研究室, B514)
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バイオイメージング、医用画像処理、医用グラフィクス、生体医工学
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本研究室ではナノ・ミクロからマクロにいたる様々な生命機能計測とその情報処理技術、例えば光ピンセット細胞三次元イメージングMRイメージング医用画像処理医用グラフィクスと触力覚情報処理、医療情報システムなど、次世代を拓く計測・情報処理システムの研究教育に取り組んでいます。 |
計算システムズ生物学研究室
(金谷研究室, A506)
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バイオインフォマティクス、ゲノム解析、代謝物データベース
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私たちの研究室では、ゲノム情報をもとに生物の共通のシステムならびに多様なシステムを体系的に理解するた
めに、最先端のバイオサイエンスの知見を理解しながら、あるときはバイオサイエンスの実験にかかわりながら、膨
大なゲノム情報に関わるデータを体系化し予測するための情報科学、特に、バイオインフォマティクス、ケモインフォマティクス技術の開発研究を進めています。
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神経計算学研究室
(銅谷研究室, 情報棟1F P3)
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計算神経科学、強化学習、ベイズ推定、神経修飾物質、適応ロボット
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本研究室では、動物の行動実験、多階層神経回路シミュレーションやロボット実験を通して、
実際の生物の脳がどのように機能しているのか、また、脳と同じような機能を持つ人工生命
体・ロボットを創造するためにはどのような学習プログラムが必要なのかを解き明かすことに
よって、脳の巧みで柔軟な情報処理機構の解明を目指しています。
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