研修テーマや受け入れ講座、研修内容に関する大きな変更はありませんが、研修内容の詳細については追加修正があり次第更新します。また、各テーマ受け入れ人数の定員を超えた際もこのページにてお知らせする予定です。
テーマは原則として申し込みの先着順に割り当てます。第一希望に添えない場合は、第二希望、第三希望に順次割り当てるように調整しますが、すべての希望先が定員を超えた場合は受入れ不可となります。申し込みに当たっては、できるだけ第三希望まで記入するようにお願いします。
番号 |
テーマ名 |
受け入れ講座 |
概要 |
用件 |
受入上限 |
[01] |
加速度データ解析実験 |
情報基礎学 |
日常の種々の動作について、加速度センサを用いて加速度データを収集し、その解析を行う。 |
初歩的なプログラミングの経験 |
3 |
[02] |
スマートスペースの構築 |
ソフトウェア基礎学 |
ユーザの位置や周りの状況、ユーザの嗜好に応じて、デバイスを自動制
御するシステム(スマートスペース)をUbiREALシミュレー(UbiREAL.org)を用いて仮想的に構築する実験を行う。実験を通して、コンテキストアウェアシステム、UPnP、ネットワークシステムについての理解を深めることを目的とする。 |
Java言語でプログラムを書けること |
2 |
[03] |
交通流シミュレータを用いた車車間通信プロトコルの設計と評価 |
ソフトウェア基礎学 |
簡単な車車間通信プロトコルを設計し、交通流シミュレータを用いて、
そのプロトコルの評価を行う。車車間通信プロトコルの設計には、車両密度や道路密度などの環境、使用する通信装置などの仮定、目的とするアプリケーションの性質が大きな影響を与えることについて、実験を通して理解を深める。 |
C, C++, Java言語のいずれかでプログラムを書いた経験があること |
2 |
[04] |
LSIの設計に挑戦してみよう |
コンピュータ設計学 |
同じ機能を実現するLSIであっても、その実現方法によって回路面積、動作速度、信頼性は大きく異なります。本研修では、CADツールを用いたLSIの設計方法を体験し、良いLSI(高速動作、小面積、高信頼性)の設計方法について学習します。 |
"LSIの設計に興味がある方であれば、LSI設計についての知識は問いません。" |
上限に達しました |
[05] |
ネットワーク構築実習・無線メッシュネットワークの性能評価 |
インターネット工学 |
実際のスイッチ・ルータ等の機材を用いて、ケーブル作りから小規模なネットワークの構築・トラブル再現までを行う。シミュレータを用いて、無線メッシュネットワークの基礎特性の評価を行う。 |
ネットワークの基礎知識を持ち、基礎的なUNIXコマンドを理解していること |
6 |
[06] |
自律移動ロボットのコントロール |
知能情報処理学 |
センサからの入力信号を解析ししながら移動する簡単なロボット制御プログラムを作成します。プログラム作成を通じ、機械学習や画像解析などの技術に触れて頂きます。 |
C言語などのプログラミング経験のある方 |
2 |
[07] |
音声音響情報処理 |
音情報処理学 |
信号処理技術を使って音声や音から情報を抽出する方法、音声・音を変換したり合成したりする方法を学ぶ。実習は音声認識・対話、音源分離、音声変換・合成、音場制御のテーマの中から参加者が希望する題材に基づいて行う。 |
特になし |
6 |
[08] |
あなたのパソコン,マルチコアですね? |
コンピューティング・アーキテクチャ |
最近のパソコンには、コアが4つ入ったCPUが入っています。でも、普通にプログラムを書いただけでは、たったの1個しか働いてくれません。この状態を「猫にマルチコア」と言います。実は、ほんの少しの工夫で。何とあなたのプログラムが4倍も速くなります。さあ、4倍速の世界はすぐそこです。並列プログラミングについての基本を学び、Intel社製コンパイラを用いてOpenMPによる並列プログラミングで劇的な高速化を経験しましょう。 |
プログラミングの経験があること(言語は問いません)。 |
3 |
[09] |
視線計測装置を用いたweb検索エンジン利用者の行動分析 |
ソフトウェア工学 |
Web検索を行う際にWebユーザがどのような行動をしているのかを、視線計測・再生ツールWebTracerを用いて記録し分析を行います。 |
特になし |
3 |
[10] |
ソーシャルネットワークに基づくWebコミュニティの分析 |
ソフトウェア工学 |
ソーシャルネットワークを分析し、mixiを代表とするWebコミュニティ内での情報伝播の仕組みや中心的人物の役割を理解する方法を学びます。 |
特になし |
4 |
[11] |
開発プロジェクトを成功に導く要因を探し出せ |
ソフトウェア工学 |
大手ソフトウェア開発企業で収集されたデータから、成功した開発プロジェクトはなぜ成功したのかの要因を探し出します。 |
特になし |
5 |
[12] |
プログラムリーディング(コードレビュー) |
ソフトウェア工学 |
Googleでも活用されているコードレビューを実際に体験します。定石にもとづいてソースコードを読むことによってバグをみつけます。 |
C言語での簡単なプログラミング経験があること。プログラミングに興味があること。 |
5 |
[13] |
ソフトウェアラジオの製作 |
情報コミュニケーション |
ラジオの変調、復調の仕組みを知るために、ソフトウェアラジオを作ります。簡単な周波数変換回路の製作と周波数変換した受信波をパソコンに取り込んで復調するソフトウェアラジオの実習を行います。 |
C言語プログラム経験 |
3 |
[14] |
拡張現実感のための画像処理実験 |
視覚情報メディア |
USBカメラで撮影された映像にCGを合成することで、あたかも目の前に仮想物体があるように見える拡張現実感技術を題材として画像処理の実習を行います。具体的には、カメラで撮影した画像中から肌色領域を検出することで、手とCGの隠蔽関係(前後関係)を正しく再現します。 |
C言語でのプログラミング経験があることが望ましい |
5 |
[15] |
体験学習!メカトロのコンピュータ制御 ~理論から応用まで~ |
応用システム科学 |
ロボットの基盤技術であるコンピュータ制御の“からくり”や“しくみ”を学び,メカトロニクス(メカと電子工学の融合)の面白さに触れていただきます。設計ツールMATLABを使ってモータを実際に制御します。 |
特になし |
4 |
[16] |
次世代光ネットワークとコグニティブ無線システムのシミュレーション体験 |
応用システム科学 |
ユビキタス環境の構築に必要不可欠な,次世代の光通信システムについて理解し、どのようなシステム構成を実現すべきかについてシミュレーションで検討します。また、コグニティブ無線システムについても紹介し、最新技術の性能評価実験をシミュレーションで体験 してもらいます。 |
特になし |
4 |
[17] |
人間型ロボットを用いたヒューマンロボットインタラクション |
ロボティクス |
人間型ロボットがより自然に振る舞うために動作、表情、目の動きは非常に重要です。アクトロイド(人間型ロボット)を用いて、表情や動作の生成、プログラムを用いた制御を行い、コミュニケーション機能の実装を行います。 |
特になし |
上限に達しました |
[18] |
顕微鏡技術と3次元画像処理 |
生命機能計測学 |
顕微鏡はミクロからナノメートルレベルで起こる生命現象を計測するツールと して広く用いられている。本課題では、3次元を観察できる顕微鏡を用いて観 察実験を行い、そのデータの3次元可視化することを通して3次元画像処理に ついて実習する。 |
特になし |
上限に達しました |
[19] |
タンパク質配列・構造データのバイオインフォマティクス |
蛋白質機能予測学 |
タンパク質の配列データ、立体構造データを用いた様々な情報科学解析をLinuxマシンを用いて、フリーウエアおよび本講座で開発されたソフトを用いて行う。具体的には、配列相同性解析、分子系統樹、立体構造予測、結合サイト予測、基準振動解析、などを予定している。 |
特になし。情報系でもバイオ系でも受け入れます。 |
4 |
[20] |
Weblogからの情報抽出 |
自然言語処理学 |
極めて大規模なテキストデータがWeblogとして存在している。そこから様々な情報(未知の造語、略称、専門語、特定の製品やサービスに関する評判、流行やブームの移り変わり)を言語解析技術を用いて抽出することができる。このような情報抽出を通じて、言語解析技術や大規模テキストデータの扱いを学ぶ。 |
プログラミング経験があるのが望ましいが,そうでなくても対応可 |
4 |
[21] |
ARToolKitによる3次元マウス製作 |
インタラクティブメディア設計学 |
ARToolKitは誰でも簡単にARアプリケーションの実装を行うことができるC言語用のライブラリです。本研修ではこのARToolKの使い方をマスターしてカメラで撮影された画像上にリアルタイムにCGを描画する演習を行います。また、ARToolKitを応用してキューブ状の3次元マウスの製作を行います。 |
C言語によるプログラミングが出来ること |
3 |
[22] |
物理シミュレーションエンジンを使ってみよう |
インタラクティブメディア設計学 |
最近のゲームでは、剛体同士の衝突などを物理法則に従って計算する物理シミュレーションがよく使われています。本研修ではオープンソースの物理シミュレーションエンジンであるODE(Open Dynamic Engine)を使って簡単な3Dゲームを作成することで物理シミュレーションの基礎を学びます。 |
C言語によるプログラミングが出来ること |
3 |
[23] |
ソフトウェア開発を振り返る 〜ツールを使ったプロジェクト分析体験〜 |
ソフトウェア設計学 |
銀行ATMや鉄道会社のシステム障害が紙面を賑わせる昨今、ソフトウェア開発プロジェクトの事後分析が重要視されてきている。本実習では、小規模なプロジェクトを対象とした事後分析を実際に行い、体験学習を通じてその重要性について認識してもらう。分析は簡単な操作でプロジェクトを振り返ることのできる専用のツールを用いてPC上で行い、最後に分析結果のまとめを発表してもらう。 |
プログラム(言語は問わない)に関する基礎知識があることが望ましい |
3 |
[24] |
カメラで温度を測る |
像情報処理学 |
赤外光の画像が撮れる特殊なカメラを用いて様々な対象を撮影し、物体の表面温度の計算や温度分布からの対象物の切り出し等を行います。実際にプログラムを作成し、画像処理・計測情報処理の基礎を学びます。 |
C言語プログラム経験 |
2 |
[25] |
無線気象センサの試作およびP2Pネットワークにおける情報共有 |
インターネット・アーキテクチャ |
無線LANアクセスポイントを改造し、気象センサと接続可能にする。これにより気象センサがインターネットを通して情報を送信可能になる。参加者にこのようなセンサを試作してもらい、P2Pネットワークを利用して情報を共有する。センサ情報の扱い方や、P2Pネットワークなどの分散環境で情報を共有する意義なども併せて学習してもらう。 |
プログラミングおよびWEB・ネットワークの基礎知識 |
3 |