大学院教育改革支援プログラム

- 創造力と国際競争力を育む情報科学教育コア -


奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科

campus_image
 
ご挨拶

取組実施代表者

 

大学院教育改革支援プログラム
取組実施代表者 横矢直和

情報科学研究科が平成19年度の文部科学省「大学院教育改革支援プログラム」に応募しておりました、情報処理学・情報システム学・情報生命科学の3専攻で取り組む教育プログラム「創造力と国際競争力を育む情報科学教育コア」が、この度、理工農系分野の優れた教育プログラムの一つとして採択されました。本支援プログラムは、平成17年度に開始された競争的資金による教育支援プログラム『魅力ある大学院教育』イニシアティブの後継プログラムで、優れた組織的・体系的な教育取組に対して重点的な支援を行うことにより、大学院教育の実質化を推進することを目的としています。本年度はすべての学問分野から126件が採択され、情報系の大学院は全国で6つの研究科・専攻が採択されています。なお、前プログラムから引き続いて採択されている情報系大学院は本研究科を含めて2組織に限られています。
情報科学研究科の教育プログラムは、従来からの基本的な教育方針を堅持しつつ、『魅力ある大学院教育』イニシアティブ・プログラムの事後評価において極めて高い評価を得た教育取組のさらなる充実・発展を図るものです。具体的には、以下の3つの柱と6つの方策から成っています。
1.コアカリキュラムの充実
@授業アーカイブを利用した多様な形態のカリキュラム学習
2.アドバンストプロジェクト
A学生の自主性に基づくプロジェクト型教育
B国際化教育
C長期派遣型連携教育
Dアカデミックボランティア教育
3.しなやかな教育基盤
E授業FDから研究指導FDへ
本プログラムは、情報科学の基礎研究を推進する能力をもつ研究者と最先端技術開発のための応用力をもつ技術者を養成するという本研究科の教育方針のもと、国際競争力をもった人材を組織的に養成する情報科学分野での卓越した大学院教育の拠点となることを目的としたものです。
情報科学研究科は、教職員全員の弛まぬ努力と学生諸君の向上心のもと、本教育プログラムの実施を通して、わが国の大学院教育におけるフロントランナーとしての地位を堅持しつつ、情報科学教育のモデルを構築すべく努力する所存です。

 

 


©2007 NAIST Graduate School of Information Science