受験生のためのオープンキャンパス2016
日時: 2016年5月14日(土) 10:00-16:00
- 入学希望者 (大学生・高専生・大学院生・社会人) 向けに情報科学研究科を完全オープンします。
- 全研究室の最先端の研究のデモンストレーションを見学できます。
- 研究室の教員(教授・准教授・助教)と受験について相談することもできます。
更新履歴 (入試説明会・パネル展示・研究室訪問等があります。詳細な情報を随時更新します。)
- 4/7 情報科学研究科の「受験生のためのオープンキャンパス2016ウェブページ」をオープンしました。
- 5/2各研究室の紹介を掲載しました。
過去のオープンキャンパスの様子
2014年度のオープンキャンパスの様子を有志の学生が撮影してくれました。
研究室パネル展示・研究室訪問 (10:00-16:00の随時)
情報棟1階のパネルで各研究室の概要を知ることができます。各研究室で、研究紹介・デモンストレーションの見学や、大学院生活や入試等に関する質問や相談ができます。
* 領域名をクリックすると研究室の説明が表示されます。
* 「★」はデモありの紹介、「・」はパネルなどでの紹介です。
コンピュータ科学領域
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ディペンダブル、グリーンIT等、次世代コンピュータ科学に求められる基盤技術を確立させるため、コンピュータ本体及び情報ネットワークに関する教育研究を行う。
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コンピューティング・アーキテクチャ研究室
(中島研究室)
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ライトフィールド画像処理, CPU, FPGA, IoT, WiFi, 新素材コンピュータ
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次世代の高性能・高効率コンピュータシステムに関する研究を幅広く進めています。ピントや角度が変えられるライトフィールド画像処理の高速化、IoT向け小型ハードウェアアクセラレータ、柔らかいハードウェアのFPGAと使いやすい設計フレームワーク、超低消費電力WiFiベースバンド、新素材アナログニューラルネットワーク型コンピュータなど、ハードウェアから実際のアプリケーションまで、まとめて任せてください。
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★ ライトフィールド画像処理アクセラレータ
★ 小型・低消費電力WiFiベースバンド
★ FPGAスーパーコンピューティング
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・ GPUより高効率なハードウェアCGRA
・ 新素材ニューラルコンピュータ
・ 機械学習・グラフ処理高速化
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ディペンダブルシステム学研究室
(井上研究室)
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自律分散システムのディペンダビリティ、LSIのディペンダビリティ
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世の中のほとんどのシステムは、自律分散システムで、そのハードウェアの核となるのはLSIです。ディペンダブルなシステムの実現のため、自律分散システムの各ノードが自己判断しながらシステム全体のディペンダビリティを保証するアルゴリズム、LSIの信頼性、安全性を保証するための設計及びテスト技術の研究をしています。
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★ 自己安定アルゴリズム
★ 共有メモリ分散アルゴリズム
★ VLSI劣化検知システム
★ VLSIテスト容易化設計・テスト生成
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・ モバイルエージェントアルゴリズム
・ 個体群プロトコルモデル(分子ロボティクス)
・ データマイニングによるLSI不良予測
・ ハードウェアトロイ回路検出
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ユビキタスコンピューティングシステム研究室
(安本研究室)
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スマートホーム、生活支援・e-Health、センサネットワーク、参加型/ソーシャル/モバイルセンシング、高度交通システム、データマイニング
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本研究室では、様々なセンサから取り込まれる実世界データを処理・集約・解析し、空間の物理的な状況を認識することで、今まで実現できなかった便利なサービスを、より低コストでユーザに提供するシステムの実現に向けた研究に取り組んでいます。
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・ 参加型センシングシステム
・ スマートホームでの行動認識
・ 要介護者見守りシステム
・ 健康支援システム
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・ 多数IoT機器による分散処理基盤
・ なんでもIoT化のための小型センサ
・ コンテンツキュレーション
・ スマートフォンセンシング
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・ 行動変容と社会システム
・ 災害時通信システム
・ 実世界データマイニング
・ スマートスポーツ
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モバイルコンピューティング研究室
(伊藤研究室)
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高度交通システム、クラウド、モバイル、セキュリティ
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本研究室では、高度交通システム、クラウド・グリッド・モバイルコンピューティング等の研究分野において、効率の良いアルゴリズムおよび使いやすいシステムの設計開発を目的とし、対象問題の定式化とそれを解く手法の考案、実機及びシミュレータ上での評価を通して研究教育を行っています。
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・ 交通信号制御
★ 視聴者の属性に合わせた立体視ビデオ配信手法
・ ターボブーストを考慮したタスクスケジューリング
・ 災害時のための建物包囲型無線ネットワーク構築
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ソフトウェア工学研究室
(松本健一研究室)
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ソフトウェア開発支援、オープンソース開発者・利用者支援、電子透かし・難読化
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本講座では、ソフトウェアの開発・利用・管理を支援する技術について、理論面の研究と共に、実証実験にも力を入れて取り組んでいます。ソフトウェアの開発・利用形態が多様化する現状では、ソフトウェアに関する基本的な理論や技術を踏まえつつ、学生の好奇心や柔軟な思考をうまく組み合わせていくことが、既存技術にとらわれない先端的で実用的な研究につながると考えています。
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・ ソフトウェア開発企業データを用いた知識マイニング
・ ソトウェア人口ピラミッド
・ ゲーム理論による開発者のふるまい分析
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・ ソースコード都市の探索
・ オープンソースソフトウェア開発支援
・ 開発者の脳活動データの計測
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ソフトウェア設計学研究室
(飯田研究室)
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ソフトウェア設計・解析、開発履歴分析、クラウド基盤開発
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本研究室では、ソフトウェアやそれらによって構成される仮想化技術、クラウド基盤の設計について研究を行います。特に、開発プロセスのモデリング理論やソースコード解析技術、SDN (Software-Defined Networking)技術に取り組んでいます。また、企業との共同研究を通じた実践的研究も重視しており、産業界との交流も活発に行っています。
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★ ソフトウェア開発プロジェクト可視化システム群
開発者間インタラクションの可視化(ReDA)等のデモ
・ ソフトウェア開発計画の立案・共有支援システム
・ ソースコード解析に基づくソフトウェア開発・ 保守支援
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・ 国際SDNクラウド基盤の構築
・ SDNを用いた計算機資源のソフトウェア制御技術
・ アシュアランスケースの構成支援と評価方法
・ 高等教育機関におけるプログラミング教育・学習支援
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インターネット工学研究室
(山口研究室)
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Internet, Cloud Computing, Security, Mobile Computing, etc.
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インターネット上で洗練されたサービスが提供されるためには、インターネットとサービスが互いに密接に結びついて発展していくことが重要となります。研究室では、先進的なインターネットを構成するためのコア技術の研究開発をはじめ、革新的なサービスを提供するアプリケーションや安全・安心を提供するセキュリティ技術等の研究開発を総合的に行っています。
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★ ドローンを用いた災害情報収集
・ 防災情報システム
・ 悪意あるドローン検知技術
・ 蓄積運搬型通信技術(DTN)
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・ IoTデバイスセンシング/セキュリティ
・ インターネットセキュリティ
・ クラウドセキュリティ
・ 柔軟なインターネット構成技術
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情報基盤システム学研究室
(藤川研究室)
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モバイル、オペレーション、セキュリティ
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本研究室では、インターネットに関わる技術を横断的(モバイル,オペレーション, セキュリティ)に対象とし、実際のシステム開発を通して社会に還元することを目指し研究開発を進めています。今回は、4K高精細映像伝送実験と攻撃アラートシステムのデモ展示をします。
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★ 超高精細動画像(4K)伝送
★ マルウェア解析 / 攻撃アラートシステム
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・ 災害時の無人ヘリによる探索
・ センサネットワーク上の分散Publish/Subscribeシステム
・ 高速な楕円曲線暗号,ペアリング暗号のGPU実装
・ セキュリティ人材育成プログラム(enPiT Security: SecCap)
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コンピュータ科学領域を閉じる
メディア情報学領域
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高度情報化社会における人間を支援する基盤技術を確立させるため、コンピュータと人間のインタラクション及びメディアに関する教育研究を行う。
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システム情報学領域
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ロボット等コンピュータを駆使する各種システム及び生命現象や生命機能を解き明かすバイオ情報処理に関する教育研究を行う。
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ロボティクス研究室
(小笠原研究室)
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センシング、ライフサポート、サービスロボット
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ロボットは,実世界の環境や人間との相互作用(インタラクション,コミュニケーション)に基づき機能する知的システムです.このような知的システムでは,実時間での認識(リアルタイムセンシング)が重要となります.本研究室では,視覚情報・触覚情報をはじめとしたリアルタイムセンシング技術や,それに基づいて知的システムを構成する技術に関して研究をしています.
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★ ロボットアームによるボールキャッチデモ
★ 双腕ロボットによる家事代行デモ
★ 移動ロボットによる施設案内デモ
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・ 人とヒューマノイドロボットの協調作業
・ アンドロイドロボットによる人らしい動作生成
・ 3Dプリンタで製作可能な電動義手
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知能システム制御研究室
(杉本研究室)
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システム制御、機械学習、メカトロニクス
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本研究室では、「システム制御工学」、「機械学習」、「センシング&信号処理技術」などの分野の基礎理論から応用にわたる研究に取り組んでいます。
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★ 空気圧人工筋ロボットハンドの運動制御
★ 強化学習によるロボット運動学習
★ 三叉ヘビロボットの推進制御
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・ フィードバック誤差学習による制御
・ 分散型ロボティック照明の協調制御
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大規模システム管理研究室
(笠原研究室)
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クラウド・コンピューティング、災害情報クラウド
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クラウド・コンピューティング(Cloud)上で莫大な数の人と人(Crowd)、人とモノ、モノとモノがネットワークでつながり(Communication)、豊かな価値を産み出す未来に向け、大規模システム管理研究室では Cloud・Crowd・Communication をキーワードに新たなシステムを創造する研究に取り組んでいます。
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★ 人・モバイル端末間連携による自動避難誘導デモ
★ BitCoin 型仮想通貨発掘シミュレーション
★ ビッグデータ解析のためのHadoop並列処理環境
・ 環境にやさしいデータセンタ・ネットワーキング
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・ 人と物の流れの制御と情報拡散
・ 強化学習とゲーム理論に基づく IoT 協調制御
・ 大規模グラフ処理用の先進的データ構造とアルゴリズム
・ 制御可能型 P2P コンテンツ配信技術
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数理情報学研究室
(池田研究室)
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どこでも数理モデル: 機械学習、生命数理、信号処理
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本研究室では、生命数理と信号処理のための数理モデルの研究をしています。モデル化手法である機械学習アルゴリズムを開発・解析するとともに、それを生物学や脳科学、医療応用、ロボットリハビリテーション、インタラクション解析、自動車運転支援技術などに応用しています。
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★ 3D計測装置のリハビリ支援応用
★ 視線計測による注意のモデル構築
・ 機械学習アルゴリズムの開発と解析
・ 動物実験データの解析手法の開発
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★ ヒューマン・ロボット・インタラクション
・ 意思決定機構の数理モデル構築
・ 自動車運転行動の数理モデル化
・ イメージングデータに基づく細胞移動モデル |
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生体医用画像研究室
(佐藤研究室)
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医用画像解析、生体医工学、医療情報学
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本研究室では、情報科学と医学の密接な連携により、生体医用画像に基づく知能化医療支援システムの研究開発を行っています。医用画像工学に統計的学習・生体シミュレーション・仮想現実感を融合し、情報科学が拓く未来医療の実現を目指します。
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★ 医用画像からの人体構造の自動認識(解剖学知識の統計的学習)
★ 手術計画データベースに基づく自動手術計画立案(外科医知識の統計的学習)
★ 血管カテーテル手術操作の最適化(シミュレーションに基づく手術数理モデル)
★ 超音波ベース手術ナビゲーション(正確・迅速な手術を可能にする拡張現実感手術)
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計算システムズ生物学研究室
(金谷研究室)
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メディカル・バイオインフォマティクス、二次代謝物データベース、ネットワーク解析、バイオイメージング、医用画像処理
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本研究室では、分子生物学から食品、薬用植物のデータベースを構築し、公開しています。また、ゲノム生物学の一環として、大規模代謝シミュレーションシステムの開発、分子ネットワーク解析などを行っています。さらに、メディカル・バイオインフォマティクス技術の研究開発として、ナノ・ミクロからマクロにいたる様々な生命機能計測とその情報処理技術、例えば、MRイメージング、医用画像処理の研究教育に取り組んでいます。
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・ 世界の薬用植物データベース KNApSAcK Family
・ 代謝物の動的シミュレーション |
・ 心臓MRI
・ 脳年齢・血流推定
・ MRI拡散強調イメージング |
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ロボットビジョン研究室
(金出研究室)
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コンピュータビジョン、ウェアラブルカメラ、画像・映像処理、深層学習
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NAIST初の枠組みで設立された、米カーネギーメロン大学(CMU)との連携による国際共同研究室です。CMUのみならず世界トップレベルの大学研究者とも密接に連携しながら、ロボットの性能を強化し、さらには生活の質(QOL)の向上を目指して研究をしています。希望される学生は、本研究室と同時に情報科学研究科のいずれかの基幹研究室にも所属することになります。
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★ 障害者・高齢者のための支援技術
・ ウェアラブルカメラとモバイルコンピューティングを用いたFirst-Person Vision
・ 大量のデータを処理できるスケーラブルな視覚認識 |
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システム情報学領域を閉じる
教育連携研究室(一部) |
教育連携研究室では、博士前期課程学生において長期派遣により、修士論文の指導を民間企業や研究機関などの派遣先で受けることができます。 研究室一覧は こちら
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計算神経科学研究室
(ATR)
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本研究室では、脳機能の情報処理の観点からの解明と、それに基づく新たな機械知能(人工知能)の実現を目指し、ブレイン・デコーディング、ブレイン・マシン・インタフェース、ニューロフィー ドバック、ロボット学習などの方法論をもとに最新の機械学習手法を駆使した計算理論的神経科学の研究・教育を行う。
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・ 新しい脳科学の方法、DecNef法
・ 脳情報デコーディング
・ BMI外骨格ロボット
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・ 実環境における脳情報の解析と脳の視覚野の計算理論
・ 脳の情報の解析とモデル化
・ 意思決定の数理モデルに基づく疾患の解明と治療方法の開発
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シンビオティックシステム研究室
(NEC中央研究所)
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インタラクティブで共創するコンピューティング
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未来の情報システムは、単に知的に高度化されるではなく、人間と共生し、人間の力を最大限に引き出すことで、より社会を豊かにすることができる。本講座では、ヒトや動物の脳に学びながら、人間の特性に合わせ、人間の活動を支援し、環境に対しても柔軟な適応力をもつコンピューティングシステムの研究を進めています。
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★ Brain-Inspired Computing Architecture
★ Design of Intteligent System Programmability |
★ Human Factors in ICT systems
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生体分子情報学研究室
(産業技術総合研究所)
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バイオインフォマティクス、分子動力学、大規模計算
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タンパク質など生体分子の機能とそのメカニズムを探るための、バイオインフォマティクスの手法開発を進めています。大規模計算機を活用した網羅的な探索、さらに実験的データにある情報の欠損を補う解析法の開発など、情報工学的な手法で生命科学における知識発見を目指します。
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・ 電子顕微鏡によるタンパク質立体構造の3次元再構成
・ タンパク質の相互作用シミュレーション
・ 分子間相互作用の動画スクリプト編集システムの研究開発
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放射線機器学研究室
(国立循環器病研究センター)
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PET,SPECT,MRI,分子イメージング,医用画像処理
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本研究室は、高度先駆医療機関の中にある基礎工学系の研究室で、最先端画像診断装置や画像処理プログラムの開発を行い、新しい医療への貢献を目指しています。物理学、情報工学、医学、薬学、生物学、化学分野の研究者が、臨床医、医療機器メーカー、製薬企業、国内外の医療機関と協力して研究開発する体制はユニークです。
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・ 臨床画像診断の支援・臨床研究
SPECT定量・標準化、迅速定量PET診断、MRI
・ 前臨床分子イメージング
創薬や再生医療の評価、生理機能測定用トレーサー開発
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・ 医用画像処理技術
画像再構成、体動補正、
画像位置合わせ、
トレーサ動態解析
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ネットワーク統合運用研究室
(NICT)
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大規模ネットワークインフラ、新世代ネットワーク技術
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本研究室は、独立行政法人情報通信研究機構との教育連携研究室で、これからのインターネットの進化を実現する技術の研究をしています。特に、日本が誇る世界最大級のテストベッドネットワークJGN-Xを活用し、新しい基盤技術の研究開発、さらには実証実験や海外連携を通じた技術展開の推進を行います。
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・ 新世代ネットワーク技術
新しい通信方式で今のインターネットの問題を解決
・ ネットワークテストベッド技術 (JGN-X)
新しい技術を世界規模で実証実験 |
・ Software-Defined Network技術
ネットワークをプログラムする
・ 仮想ネットワーク技術
いろんなところにあなたのための環境を実現
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教育連携研究室を閉じる
NAISTへのアクセス(無料シャトルバス)、学生宿舎見学、キャリア支援室、男女共同参画室