正式な、女性用と男性用です。 男性用は女性も略式で使用可で、寄書などにも使えます。
通常、ずいぶん未来に婚約の約束をしたお相手と、この扇を交換する「扇取交しの儀」をして、良い家柄など数
少ない素敵な御令嬢や御令息が、他家に奪われないように誠意を示し「婚約前約束」をしたのが、世紀頃(戦国
時代)からの良家の慣わしです。 海外での「スティディーリング」のようなものです。
そしてこの扇らは、正式な儀礼扇のスタイルであるため、
・その後の、「結納式」と
・その後の、「結婚式」に用い
・人生の慶事・催事(他者の結婚式、各種式典、お正月、お稽古事など)
など年齢を問わずお使いになれます。
女性は結婚式の後「紅白の房」を取って既婚を表し、女の子が誕生したら、また「紅白房」を付けて「お宮参り
」「七五三」「お正月」等と子へ孫へ受け継ぐ事ができます。