6. 自由な研究環境

情報社会の未来を創るスペシャリストを育てるために、自主性を発揮できる研究環境を整えています。

学生の自主性を重視した研究を実現するしくみ

多くの学生が高い問題意識と研究分野の志望を持って入学してきます。そのため、入学式の前後に、各研究室の紹介、見学の期間を設け、学生の希望調査をもとにして、入学後2週間余りで所属する研究室を決定します。受入人数は研究室によって均等にするのではなく、学生の希望を最優先して、殆どの学生を第一希望の研究室に配属しています。

いったん配属が決まってから、自分の希望が変わったり、研究室の内容が希望に合わなかったことが判ったりしたときには、状況が許す限り研究室の変更を認めています。関心をもって自主的に研究を進めていける環境を整えます。

また、研究テーマについても、教員と相談した上で、自由に設定することができます。

  • 幅広い分野を網羅した研究室構成

    本研究科は、情報科学に関する広範囲な研究領域をカバーしています。
    コンピュータ科学領域、メディア情報学領域、システム情報学領域の3領域のもと、21の基幹研究室、1つの客員研究室、学外研究機関に設置した13の教育連携研究室で構成されます。

  • 多様な履修形態

    博士前期課程を修了するには、「研究(修士)論文」(4単位)を提出する方法と、技術動向調査、システム開発などをテーマに報告書にまとめる「課題研究」(4単位)を提出する方法のいずれかを選択することができます。