サイバネティクス・リアリティ工学研究室の大塚 真帆さん(博士前期課程2年)らが、国際ワークショップAPMAR2022においてBest Paper Awardを受賞しました。
(2022/12/3)
APMAR(Asia-Pacific Workshop on Mixed and Augmented Reality)は複合現実感(Mixed Reality: MR)や拡張現実感(Augmented Reality: AR)に関する国際ワークショップです。APMAR2022は2022年12月2~3日の日程で、慶應義塾大学の日吉キャンパスにてオンラインとのハイブリッドで開催されました。MRやARは日々注目が高まっており、今や世界中の産業や社会への影響、社会での実用など成長しています。そのようなMRやARを対象として、学術的発表や活発な議論が行われました。 |
- 受賞者/著者 Awardee/authors:
大塚 真帆、Monica Perusquía-Hernández、磯山 直也、内山 英昭、清川 清
- 受賞研究テーマ Research theme:
"An AR Visualization System for Carbon Dioxide Concentration Measurement Using Fixed Sensors and Sensors Mounted on Mobile Robots"
本研究では、CO2濃度を三次元的に可視化することで、空気が淀みやすい時間や場所が直感的に分かるようにし、適切なタイミングで換気したり、机やエアコンなどの家具の配置を検討したりする助けになることを目的としています。可視化はAugmented Reality (AR) 技術を用い、部屋全体でどのようなCO2濃度の分布になっているかを提示することで換気の必要性を把握しやすくしています。CO2濃度の計測のためのセンサは設置型と移動型を用意しており、効率よく計測を行えるようにしています。
- 受賞者のコメント Awardee's voice
この度は栄誉ある賞をいただき、大変光栄に存じます。ご指導いただいた先生方、ご協力いただいた研究室メンバーの皆様に感謝申し上げます。本受賞を励みに、今後もより一層精進して参ります。
- 外部リンク Links to:
APMAR2022 HP: http://apmar.net/2022/
APMAR2022 受賞者一覧ページ: http://apmar.net/2022/awards.html
>> サイバネティクス・リアリティ工学研究室 / Cybernetics and Reality Engineering lab.