自然言語処理学研究室の五藤巧さん(博士前期課程2年)が、情報処理学会 第252回自然言語処理研究会において若手奨励賞を受賞しました。(2022/7/5)
一般社団法人情報処理学会 自然言語処理研究会は、言語処理研究の発表の場として、音声言語および自然言語処理シンポジウムを開催しています。第252回となる今回は、6月29日にオンラインにて開催されました。 本賞は、若手研究者を奨励することを目的として、各研究会において優秀な論文発表を行った若手(その年の年度頭に30歳未満、または、学生(社会人博士も含む))に対して授与されるものです。 |
- 受賞者/著者 Awardees/authors:
五藤 巧
- 研究テーマ Research theme:
"文法誤り訂正における訂正難易度の判別可能性 "
文法誤り訂正タスクは、テキストに含まれる文法誤りを自動的に訂正し、文法誤りの無い正しいテキストにすることを目指します。本タスクにおける先行研究で、文法誤りには訂正難易度がある点に注目し、訂正難易度を定量化する方法が提案されています。本研究では、そのような定量化された訂正難易度が人間が判別する訂正難易度をどの程度反映しているかを調査しました。
- 著者 Authors:
五藤 巧、永田 亮(甲南大学/理化学研究所)、三田 雅人(理化学研究所)
- 受賞者のコメント Awardee's voice:
本発表の評価をいただけたこと大変嬉しく思います。ご指導をいただきました共著者の方々に感謝申し上げます。
- 外部リンク Links to:
第252回自然言語処理HP: https://nl-ipsj.or.jp/2022/06/13/nl252-program/