サイバネティクス・リアリティ工学研究室の清川教授と酒田准教授らがAPMAR2019においてBest Paper Runner-up Awardを受賞しました。(2019/3/29)
APMAR2019(The 12th Asia Pacific Workshop on Mixed and Augmented Reality)は、KJMR・APMRの系譜を受け継いだ国際ワークショプで、本年で12回目となります。AR/MRの発展を目指し、環太平洋地域から広く発表を募っています。本年度は、3月28日から29日の日程で、本学ミレニアムホールにて開催されました。
※今回の受賞となった論文は、本学と関西学院大学商学部、大阪大学大学院基礎工学研究科の共同研究の成果です。 |
- 受賞者/著者 Awardees/Authors
Ryosuke Nishimura(大阪大学), Nobuchika Sakata, Tomu Tominaga(大阪大学), Yoshinori Hijikata(関西学院大学), Kensuke Harada(大阪大学), and Kiyoshi Kiyokawa
- 受賞テーマ Research theme:
"Speech-Driven Facial Animation by LSTM-RNN for Communication Use"
通常、CGキャラクタの顔表情を生成するには、人間の顔画像からリアルタイムに表情を検出して利用しますが、この研究では、音声会話からCGキャラクタの顔表情を自動的に生成するシステムを開発しています。この研究では、LSTM-RNNというディープラーニングの手法を用いて、音声会話のみで表情を自動的に生成できるシステムの開発に成功しました。
本論文は、次の点が評価され今回の受賞となりました。
・音声のみから顔表情を機械学習より生成する際、前処理によって精度を上げた。
・遠隔コミュニケーションでの被験者実験を通じて、音声から生成した顔表情を好む人や顔表情自体が不必要な人が存在することが確認された。
- 受賞者のコメント Awardee's voice
この度、このような賞に選出していただけましたことを誠に光栄に存じます。
- 外部リンク Links to:
APMAR2019のHP:http://sigmr.vrsj.org/apmar2019/
受賞論文ページ:http://carelab.info/ja/2019/03/29/best-paper-runner-up-award%e3%80%80speech-driven-facial-animation-by-lstm-rnn-for-communication-use/
>> サイバネティクス・リアリティ工学研究室 / Cybernetics and Reality Engineering lab.