インタラクティブメディア設計学研究室の吉尾 陸汰さん(博士前期課程1年)が、第16回 OGIS-RI Software Challenge Awardにおいて、最優秀賞を受賞しました。(2025/12/2)

 第16回 OGIS-RI Software Challenge Awardは、日本国内の大学生・大学院生を対象とした株式会社オージス総研が主催するソフトウェアコンテストです。毎年異なるテーマを設定し、テーマと関連するソフトウェアのアイデアを募集します。今年度のテーマは「シュルレアリスム」で、2025年12月2日(火)に開催されました。
 吉尾さんの提案したアイデアは、教育学的な裏付けに基づいた課題解決のアプローチに加え、AWSフルサーバーレス構成による実装計画の完成度と、ビジネスモデルの実現性が高く評価され、第1位(最優秀賞)に選出されました。
  • 受賞研究テーマ Research theme:
    "Mirai Gram(ミライグラム)~日常のコラージュから、子のポテンシャルを現像する~ "
     子どもの「非認知能力(主体性や粘り強さなど)」を可視化・評価するシステム『Mirai Gram(ミライグラム)』を企画・開発しました。 本システムは、生成AIを用いて子どもの日常的な行動記録を解析し、成長の兆しをシュルレアリスム絵画のような「アート」として表現するものです。

  • 受賞者 Awardee:
     吉尾 陸汰(M1)
    image
    写真は、吉尾 陸汰さん

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
     大学院入学後に情報科学の学習を始めた私にとって、このような栄誉ある賞をいただけたことは大変光栄であり、大きな自信となりました。 本プロジェクトは、GEIOTプログラムで培った、アントレプレナーシップと、日々の研究活動で磨いた実装技術を融合させることで実現しました。未経験の分野にも果敢に挑戦できる環境を提供してくださったNAIST、そして周囲の方々に心より感謝いたします。

  • 外部リンク
    - 第16回 OGIS-RI Software Challenge AwardHP:  https://www.ogis-ri.co.jp/event/e107966.html
    - GEIOT グルーバルアントレプレナー育成プログラム: http://geiot.naist.jp/


インタラクティブメディア設計学 /Interactive Media Design lab.