大学院助成事業

創発的先端人材育成

フェローシップ

科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業

文部科学省助成

情報AI分野における研究活動を通じて、自立的な研究能力を養い、当該分野の幅広い理論や体系理解による高度な専門的知識・技術及び、問題発見・解決能力の獲得、グローバルコミュニケーション能力の習得、さらに、高い倫理観・俯瞰的視野を持ち先端科学技術分野においてリーダーシップを発揮できる能力を身につけることを本フェローシップ制度によりサポートします。

SecCap

セキュリティ分野における情報技術人材育成のための
実践教育ネットワーク形成事業

文部科学省助成

情報技術を活用して社会の具体的な課題を解決できる人材を育成するため、複数の大学と産業界による全国的なネットワークを形成し、情報セキュリティにおける実際の課題に基づく課題解決型学習等の実践的な教育を実施・普及することを目的とした人材育成事業です。
暗号理論からネットワークセキュリティ、リスクマネジメントなどを学び、その実践としていくつかの演習プログラムを提供します。

IT-Triadic(IT3)

サイバーメディア社会におけるマルチスペシャリスト育成プログラム
(平成23-27年度)

文部科学省助成・産学連携

ソフトウェア、セキュリティ、ロボティクス、三分野のスペシャリストを育成すると同時に、これらの技術を複合的に修得した統合型人材の育成に取り組んでいます。

  • マルチスペシャリスト育成(Triadicコース)

    コンシューマ分野を中心とする今日の工業製品の多くが、複数の先端IT技術を高度に組み合わせ統合することによって成立しています。このような統合的IT製品の企画・設計や開発プロジェクトを先導することのできる優れた人材は、今後、先端技術産業が世界レベルでより発展していくための鍵となります。 Triadicコースではこのような人材のグローバルな育成を目的としており、先端複合演習と基礎および専門科目群によるカリキュラムを履修者に合わせて柔軟に設計することで、上記三分野の技術を複合的に修得することができます。

  • 次世代ロボティクス技術者育成(RTコース)

    関西圏には高度な要素技術を持った中小企業の集積を中心に、大手家電メーカーや大手電子部品メーカーの本社が集中し、加えて、高等教育機関や国際的な研究機闘が立地、ロボットラボラトリーといった産業創出拠点も整備されています。RTコースでは、こうした関西圏RT(ロボットテクノロジー)分野をリードする各機関・企業の英知を結集して開発された社会連携型のProject Based Learning (PBL) を主体とする実践的教育カリキュラムを提供します。受講生は実践的な開発力はもちろんのこと、プロジェクトの提案力や評価力もトレーニングされ、次世代のロボティクス研究開発者として育成されます。

  • 高度ソフトウェア技術者育成(Spiralコース)

    ソフトウェアシステムの大型化・高度化が進む一方で、開発期間の短縮が要求される状況のなか、高度な技術力と応用力を有して長期間にわたり活躍できるソフトウェア技術者が強く求められています。Spiralコースでは大阪大学で主催されるクラウドコンピューティング分野における情報技術人材育成のための実践教育ネットワーク形成事業 (Cloud Spiral)と連携して、クラウドに強いマルチスペシャリスト育成に取り組みます。

  • 情報セキュリティ技術者・管理者育成(Keysコース)

    コンピュータネットワークシステムの情報セキュリティを脅かす攻撃・脅威が年々増大し複雑化・高度化するなか、産学官が連携した情報セキュリティ教育の実施や情報セキュリティ対策に必要な人材の育成が強く求められています。Keysコースでは、情報セキュリティ分野の人材育成ネットワーク事業(SecCap)と連携して、セキュリティに強いマルチスペシャリスト育成に取り組みます。

情報社会におけるQOL向上のための環境知能基盤の創出:頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム(平成22-25年度)

日本学術振興会

若手研究者が世界水準の研究に触れ、世界の様々な課題に挑戦する機会を拡大するとともに、海外の大学等研究機関との研究ネットワークを強化するため、国際共同研究に携わる若手研究者の海外派遣を支援し、国際的な頭脳循環の活性化を通じた学術の振興を図るプロジェクトです。

先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム(平成19年度より実施)

文部科学省助成

文部科学省では平成18年度から「先導的ITスペシャリスト」の育成を行う拠点形成を支援・推進するための「先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム」を実施しました。
本プログラムの助成により、奈良先端科学技術大学院大学ではソフトウェア技術者の育成を対象にした「IT-Spiral」(H18~H21)と情報セキュリティ技術者の育成を対象とした「IT-Keys」(H19~H22)の二つの教育プロジェクトが実施されました。これらのプロジェクトでの取り組みは助成終了後も研究科の教育カリキュラムに継承・実施されています。

先端領域技術活用人材育成プログラム

経済産業省助成

経済産業省では、次世代ロボット分野のリーダーとなる高度技術人材を育成するために、先端領域技術活用人材育成プログラムを実施しています。関西圏RT(ロボット・テクノロジー)分野をリードする高等教育機関と関連機関の英知を結集して、実践的なカリキュラムを提供します。

大学院教育改革支援プログラム(平成19-21年度)

文部科学省助成

情報処理学・情報システム学・情報生命科学の3専攻で取り組む教育プログラム「創造力と国際競争力を育む情報科学教育コア」が、理工農系分野の優れた教育プログラムの一つとして採択されました。

※情報科学領域は最高評価「目的は十分に達成された」と評価されました。

グローバルCOEプログラム(平成19-23年度)

文部科学省助成

バイオサイエンス研究科とともに参加するグローバルCOEプログラム「フロンティア生命科学グローバルプログラム - 生物の環境適応と生存の戦略 - 」(生命科学) は、世界を先導する先端的な生命科学研究を推進するとともに、国際社会で活躍できるバイオインフォマティクス研究者を養成する拠点形成を目的としています。

魅力ある大学院教育イニシアティブ(平成17-18年度)

文部科学省助成

情報システム学専攻をベースに「未来を切り拓く情報科学人材育成コア」というテーマで、文部科学省「魅力ある大学院教育」イニシアティブに応募し、理工農系分野の大学院の一つに採択されました。

21世紀COEプログラム(平成14-18年度)

文部科学省助成

情報処理学専攻をベースに「ユビキタス統合メディアコンピューティング」研究教育拠点を形成すべく、文部科学省「21世紀COEプログラム」に応募し、「情報・電気・電子」分野の全国ベスト20大学の一つに採択されました。