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奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
サマーブートキャンプ2009


当日の様子はこちら

奈良先端科学技術大学院大学・情報科学研究科では、2009年8月10日(月)から12日(水)にかけて、NAISTの受験を考えている方(入試に関する詳しい情報はこちら)や大学院生活がどのようなものか興味・関心をもっている方を対象としたセミナーを開催します。 本学の最新設備を使った実験や、充実した講師陣と直接触れあう実習などを通じて研究活動に参加し、得られた成果をまとめるまでを体験できます。

来年以降の進路に悩んでいる、就職・進学が決まっているけど本当にそれでよいのか悩んでいる方もいらっしゃると思います。 しかし、どのような進路に進むにしても、いま日本で最も優れた研究環境のひとつを体験しておいて損はありません。 受講料は無料です。

この機会にぜひ、NAISTの設備、環境、そして人間に触れてみてください。

日時 2009年8月10日-11日の2日間,もしくは8月10日-12日の3日間(テーマによって異なります)
本学の夏季一斉休業期間(8/12-14)と重なっていますが,サマーブートキャンプは開催します.
場所 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
〒630-0192 奈良県生駒市高山町8916-5
応募資格 大学生以上(高専4年生以上,社会人も含む)であること。
性別、年齢、国籍、現在の専門分野などは問いません。
募集人数 90名程度。
応募者多数の場合は、学内にて選考いたします。
参加費用 無料。ただし、本学への宿泊費 (学内宿泊施設(無料)を用意しておりますが、
部屋数に限りがあります)・交通費はご負担願います。
問い合わせ先 summer2009[at]is.naist.jp([at]を@と置き換えてください)

更新情報

研修テーマ

配属テーマ決定
当日のスケジュール

テーマ一覧

  ごらんになりたいテーマをクリックしてください.詳細情報へ移動します.
番号 テーマ名 (受け入れ講座) 概要 用件 受入上限 実習期間
[01] 換字暗号に対する頻度攻撃に関する実験
(情報基礎学)
初歩的な換字暗号に対する有効な攻撃法として,文字やパターンの出現頻度に着目した攻撃方法が知られている.本研修では,頻度解析プログラムを参加者自身が作成し,換字暗号がもはや安全な暗号方式でないことを実際に確認する. C または Java にて,簡単なプログラムを自分で作成できること 3 2日間
[02] 加速度データを用いた動作類似度解析
(情報基礎学)
携帯端末間で独立して共通鍵を生成するため手法として日常動作の類似度を利用する方法が注目されている.本研修では,3軸加速度センサを用いて日常動作の加速度データを計測し,それらを種々の解析手法を用いて解析することで,計測した加速度データが動作の類似度を表現できていることを確認する. Java で簡単なプログラムを作成できること 2 2日間
[03] 遅延故障テスト生成の体験
(コンピュータ設計学)
LSIの高速化と製造プロセスの微細化に伴い、遅延故障テストの重要性が高まっています。本研修では、CADツールを用いた遅延故障テスト生成法を体験し、スキャンチェーンの構成やテスト手法(broad-side, skewed-load)によるテスト品質の違いについて学習します。 LSIテストに関する基礎知識があることが望ましい 2 3日間
[04] LSIの設計に挑戦してみよう
(コンピュータ設計学)
同じ機能を実現するLSIであっても、その実現方法によって回路面積、動作速度、信頼性は大きく異なります。本研修では、CADツールを用いた LSIの設計方法を体験し、良いLSI(高速動作、小面積、高信頼性)の設計 方法について学習します。 LSIの設計に興味がある方であれば、LSI設計についての知識は問いません 2
上限に達しました
2日間
[05] ネットワーク構築実習
(インターネット工学)
実際のスイッチ・ルータ等の機材を用いて、ケーブル作りから小規模なネットワークの構築・トラブル再現および対処までを行う。 ネットワークの基礎知識を持ち、基礎的なUNIXコマンドを理解していること 8 2日間
[06] 検索エンジンを作ろう
(自然言語処理学)
オープンソースソフトウェア Nutch を利用して、 日本語対応の検索エンジンを自作します。 Linux のコマンドライン上で 基本的なファイル操作・エディタ操作が可能であること 2
上限に達しました
2日間
[07] 自律移動ロボットのコントロール
(知能情報処理学)
センサからの入力信号を解析しながら 自律的に移動する簡単なロボット制御プログラムを作成します.プログラム作成を通じて,機械学習と画像解析などの技術に触れて頂きます. C言語などのプログラミング経験のある方 2 2日間
[08] デジカメ写真からの『高精彩』画像の合成
(像情報処理学)
市販のデジカメで撮影した好きな風景写真を自作プログラムにより画像処理し,高解像度かつ高ダイナミックレンジな(明暗の幅が広い)『綺麗な』画像を作ってもらいます.高解像度な画像の合成に必要な幾何学変換,高ダイナミックレンジ画像の合成に必要な輝度変換などの画像処理の基本を簡単なプログラミングを通して体験することができます. C言語によるプログラミングが出来ること 4 3日間
[09] 音声音響情報処理
(音情報処理学)
信号処理技術を使って音声や音から情報を抽出する方法、音声・音を変換したり合成したりする方法を学ぶ。実習は音声認識・対話、音源分離、音声変換・合成、音場制御のテーマの中から参加者が希望する題材に基づいて行う。 特になし 6 2日間
[10] ARToolKitと物理シミュレーションエンジンを使ったインタラクションシステム
(インタラクティブメディア設計学)
ARToolKitは誰でも簡単にARアプリケーションの実装を行うことができるC言語用のライブラリです。本研修ではこのARToolKitと最近のゲームでもよく用いられている物理シミュレーションエンジンを用いて, 簡単なアプリケーションを制作してもらいます.また,その過程でARToolkitの使い方,物理シミュレーションの基礎を学んでもらいます. C言語によるプログラミングが出来ること 3
上限に達しました
3日間
[11] 自分だけのカスタム検索エンジンを作ろう
(インタラクティブメディア設計学)
既成の検索エンジンではなく、自分専用のカスタマイズされた検索エンジンの作成を通して、検索エンジンで使われる情報検索技術の基本を修得し、その応用について学びます。 C言語やPerl等が自由に使えること (C#言語の経験が望ましい) 2 2日間
[12] 2日でマスター,ハードウェア設計入門
(コンピューティング・アーキテクチャ)
パソコンがあればソフトウェアは簡単に作ることができます.でも,超高速で動くようにしたいと思ったことはありませんか? 実は,簡単にハードウェアを設計して,試してみることができます.ハードウェアは難しいと思い込んでいるあなた,パソコンなんてこんなものと,たかを括っているあなた,世界を広げるために挑戦して下さい. 特になし 3
上限に達しました
2日間
[13] 開発プロジェクトを成功に導く要因を探し出せ
(ソフトウェア工学)
大手ソフトウェア開発企業で収集されたデータから、成功した開発プロジェクトはなぜ成功したのか,その要因を探し出します。 特になし 5 2日間
[14] 生体計測に基づくWebユーザビリティの定量的評価手法
(ソフトウェア工学)
Webサイトのユーザビリティは、従来、アンケートやインタビューなどの主観的かつ定性的なデータに基づいて評価されることが多かった。演習では、視線や脳波などの生体情報を用いてWebユーザビリティを定量的に評価する手法と共に、視線と脳波データを計測する方法について学びます。 特になし 3 3日間
[15] 大規模Webコミュニティを対象とした社会ネットワーク分析
(ソフトウェア工学)
mixiを代表とするWebコミュニティ内での情報伝播の仕組みや中心的人物の役割を明らかにするための分析手法である社会ネットワーク分析について学びます。演習では、社会ネットワーク分析手法だけではなく、分析に必要となる各種技法(数千人規模のWebコミュニティからデータ抽出、大規模社会データのクリーニング、効果的に視覚化など)についても学びます。 特になし 3
上限に達しました
3日間
[16] コードレビュー(プログラムリーディング)
(ソフトウェア工学)
Googleでも活用され、ペアプログラミング(エクストリームプログラミングのプラクティスの1つ)の代替手段とされているコードレビューを実際に体験します。ソースコード読解の定石に従いながらソースコードを読むことによってバグをみつけます。また、プログラムの難易度を予測するための方法を理論と実践から学びます。 C言語、Java言語での簡単なプログラミング経験があること 5 2日間
[17] デジタルラジオを作ろう
(情報コミュニケーション)
ソフトウェア無線技術を用いてラジオ受信機を作る.2日間コースでは基本的なソフトウェアAMラジオの実装を行う.また,3日間コースでは,デジタル変調技術を用いた伝送システムの実装を行う. 特になし 3 2日間
or
3日間
[18] 拡張現実感のための画像処理実験
(視覚情報メディア)
USBカメラで撮影された映像にCGを合成することで、あたかも目の前に仮想物体があるように見える拡張現実感技術を題材として画像処理の実習を行います。具体的には、カメラで撮影した画像中から肌色領域を検出することで、手とCGの隠蔽関係(前後関係)を正しく再現します。実習内容について、より詳しくは視覚情報メディア講座のページ(http://yokoya.naist.jp/)をご覧下さい。 C言語でのプログラミング経験があることが望ましい 5 2日間
[19] 体験学習!メカトロのコンピュータ制御 ~理論から応用まで~
(応用システム科学)
ロボットなどに使われるコンピュータ制御の”からくり”や”しくみ”を学び,メカトロニクス(メカと電子工学の融合)の面白さに触れていただきます.設計ツールMATLABを使ってモータの制御を実習します. 特になし 4 2日間
[20] ドライビングシミュレータを用いたドライバ運転行動解析
(システム制御・管理)
ドライビングシミュレータを使って自身の運転行動データ(速度、アクセル・ブレーキ操作、視線移動、ビデオ映像など)を計測します。得られた運転行動データを詳細に解析し、運転行動の潜在的なリスクに対する危険度を定量的に評価します。運転行動の評価結果から、より安全な運転行動を行うための改善ポイントについて議論します。 自動車免許を持つこと 3 2日間
[21] 赤外線センサとオドメトリのセンサフュージョンによる車両型移動ロボットの自己位置推定入門
(システム制御・管理)
移動ロボットを制御するためには正確な自己位置の獲得が重要になります。自己位置推定にはデッドレコニングとスターレコニングがあり、お互いの短所を補うためにセンサフュージョンが行われます。本実習ではデッドレコニングとしてオドメトリ、スターレコニングとして赤外線距離センサを使った、センサフュージョンによる小型移動ロボットの自己位置推定実習を行います。 特になし 2 2日間
[22] 人間計測技術を利用したロボット操作体験講座
(ロボティクス)
自動・自律で動くだけがロボットではありません.人間の動きや生体信号をうまく利用して 思いのままにロボットを操る研究も数多くされています. 本講座では,モーションキャプチャ装置や筋電計測システムを利用して ロボットを動かすための技術を体験してもらいます. 特になし 2
上限に達しました
3日間
[23] 人間追従ロボットのためのセンシング技術
(ロボティクス)
移動ロボットが走行するには,レンジセンサやステレオカメラ等を用いたセンシング技術が重要です.本研修では,人を追跡するためのセンシング技術に取り組み,追従ロボットの開発を行います. C言語等のプログラミング経験があること 2 3日間
[24] iPod touchを利用したセンサデータビューアの作成
(インターネット・アーキテクチャ)
iPod touchを用いた開発を行い、センサデータを表示するアプリケーションを作成する。学内を始め、日本、アジアを中心に気象センサの設置を行っており、これらのセンサデータを対象とする。可能な範囲内で、参加学生の進度や興味に応じてビューアの拡張を行ったり、広域センサネットワークの仕組みの解説を行う。 JavaやC++/C#, Objective-Cなどのオブジェクト指向言語の利用経験があることが望ましい。当日はObjective-Cで開発を進める。 3 2日間
[25] ソフトウェア開発を振り返る ~ツールを使ったプロジェクト分析体験~
(ソフトウェア設計学)
銀行 ATM や鉄道会社のソフトウェア障害が社会的に多大な影響を及ぼすようになり,ソフトウェア開発の事後分析が重要視されるようになっています.本実習では,小規模なプロジェクトを対象とした事後分析を体験してもらいます.分析は簡単な操作でプロジェクトを振りかえることができる専用のツールを用いてPC上で行います. プログラムに関する基礎知識があることが望ましい(言語不問) 3 3日間
[26] 2光子顕微鏡と3次元画像処理
(生命機能計測学)
顕微鏡はミクロからナノメートルレベルで起こる生命現象を計測するツールとして広く用いられている。本課題では、3次元を観察できる2光子顕微鏡を用いて観察実験を行い、そのデータの3次元可視化することを通して3次元画像処理について実習する。 特になし 4 2日間
[27] カーネル法によるデータ解析
(論理生命学)
シンプルな計算により複雑な非線形処理を実現するカーネル法を用いたデータ解析を体験する。 特になし 2 2日間
[28] 多数決の数理を用いたパターン識別 -N人寄って文殊の智慧-
(論理生命学)
性能の弱い、複数の機械を組み合わせて賢い機械を構成していくための機械学習手法(ブースティングや重み付き投票法)を用いてパターン識別を行う。 何らかの言語によるプログラミング経験 2 2日間
[29] タンパク質配列・構造データのバイオインフォマティクス
(蛋白質機能予測学)
タンパク質の配列データ、立体構造データを用いた様々な情報科学解析をLinuxマシンを用いて、フリーウエアおよび本講座で開発されたソフトを用いて行う。具体的には、配列相同性解析、分子系統樹、立体構造予測、化学構造比較、結合サイト予測、基準振動解析、などを予定している。 特になし(情報系でもバイオ系でも受け入れます) 4 2日間
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研究室見学

受講申込時に他の研究室の見学を希望することが出来ます. 見学時間帯は8/10(月) 午前10時から11時と午前11時から12時の2回を予定しています.

講座見学一覧

研修受け入れは困難であるが、講座見学は可能な講座

それぞれの時間帯の見学可能研究室一覧

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参加申込み

 申込み終了しました.

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