更新情報
2009.1.14 (水) | 研修テーマ一覧提示、および受講申し込みを開始しました。 |
2009.2.5 (木) | スプリングセミナー当日のスケジュールを掲載しました。 |
2009.2.23 (月) | スプリングセミナーの受付を閉め切りました。 |
研修テーマ | 受講申し込み (締切:2月23日(月)) |
大学へのアクセス | 宿泊情報 | スケジュール &配属一覧 |
よくある質問 |
奈良先端科学技術大学院大学・情報科学研究科では、2009年3月12日(木)から13日(金)にかけて、NAISTの受験を真剣に考えている大学生以上(社会人も含む)を対象としたセミナーを開催します。本学の最新設備を使った実験や、充実した講師陣と直接触れあう実習などを通じて研究活動に参加し、得られた成果をまとめるまでを体験していただきます。
就職活動に飛び回ったり、進学するかどうか迷ったり、この時期はとても忙しく、悩みも多いときだと思います。しかし、どのような進路に進むにしても、いま日本で最も優れた研究環境のひとつを体験しておいて損はありません。受講料は無料です。遠方より参加の場合は、学内の宿泊施設あるいは近隣の宿泊施設を紹介します。
この機会にぜひ、NAISTの設備、環境、そして人間に触れてみてください。
日時 | 2009年3月12日(木)〜3月13日(金) |
場所 | 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 (〒630-0192 奈良県生駒市高山町8916-5) |
応募資格 | 大学生以上であること(社会人も含む)。 性別、年齢、国籍、現在の専門分野などは問いません。 |
募集人数 | 100名程度。 応募者多数の場合は、学内にて選考いたします。 |
費用 | 無料。ただし本学への交通費、および宿泊費(学内施設は無料ですが、部屋数に限りがあります。)はご負担願います。 |
問い合わせ先 | spring2009 [at] is.naist.jp([at]を@と置き換えてください) |
研修テーマや受け入れ講座、研修内容に関する大きな変更はありませんが、研修内容の詳細については追加修正があり次第更新します。また、各テーマ受け入れ人数の定員を超えた際もこのページにてお知らせする予定です。
テーマは原則として申し込みの先着順に割り当てます。第一希望に添えない場合は順次第二希望、第三希望に割り当てるように調整しますが、すべての希望先が定員を超えた場合は受入れ不可となります。できるだけ第三希望まで記入するようにお願いします。
番号 | テーマ名 | 受け入れ講座 | 概要 | 要件 | 受入上限 | 講座見学 |
[01] | Smart Homeアプリケーションの開発 | ソフトウェア基礎学 | 多数のセンサ,情報家電が接続されたホームネットワークにおいて,コンテキスト(ユーザの位置や外部環境)の変化に伴って家電を自動制御するアプリケーションを,UbiREALシミュレータ(http://ubireal.org)を用いて開発する. | Javaによるプログラミングが可能なこと | 2 上限に達しました |
不可 |
[02] | LSIの設計に挑戦してみよう | コンピュータ設計学 | 同じ機能を実現するLSIであっても、その実現方法によって回路面積、動作速度、信頼性は大きく異なります。本研修では、CADツールを用いた LSIの設計方法を体験し、良いLSI(高速動作、 小面積、高信頼性)の設計 方法について学習します。 | LSIの設計に興味がある方であれば、LSI設計についての知識は問いません。 | 2 | 可 |
[03] | 遅延故障テスト生成 | コンピュータ設計学 | LSIの高速化と製造プロセスの微細化に伴い、遅延故障テストの重要性が高まっています。本研修では、CADツールを用いた遅延故障テスト生成法を体験し、スキャンチェーンの構成やテスト手法(broad-side, skewed-load)によるテスト品質の違いについて学習します。 | LSIテストに関する基礎知識があることが望ましい | 2 上限に達しました |
可 |
[04] | ネットワーク構築実習 | インターネット工学 | 実際のスイッチ・ルータ等の機材を用いて、ケーブル作りから小規模なネットワークの構築・トラブル再現および対処までを行う。 | ネットワークの基礎知識を持ち、基礎的なUNIXコマンドを理解していること | 8 上限に達しました |
可 |
[05] | Webテキストデータを対象にした文書解析と特徴抽出 | 自然言語処理学 | Web上に存在するblogや質問コーナーなどの文書データを対象にある特定の事項に関する文書を抽出したり,種々の有用な情報を抽出する実験を通し,言語処理や情報抽出の技術を学ぶ. | プログラミングの経験があることが好ましいが,そうでない場合も個別に対応します. | 5 上限に達しました |
可 |
[06] | 自律移動ロボットのコントロール | 知能情報処理学 | センサからの入力信号を解析しながら 自律的に移動する簡単なロボット制御プログラムを作成します.プログラム作成を通じて, 機械学習と画像解析などの技術に触れて 頂きます. | C言語などのプログラミング経験のある方 | 2 上限に達しました |
不可 |
[07] | 画像処理&可視化入門 | 像情報処理学 | ビデオカメラ撮影した画像を自分で作ったプログラムで処理し,大型ディスプレイに表示し確認する体験実習です.ライブラリOpenCVを用いて最先端の高度なアルゴリズムにもチャレンジしましょう. | C言語 | 4 上限に達しました |
可 |
[08] | 音声音響情報処理 | 音情報処理学 | 信号処理技術を使って音声や音から情報を抽出する方法、音声・音を変換したり合成したりする方法を学ぶ。実習は音声認識・対話、音源分離、音声変換・合成、音場制御のテーマの中から参加者が希望する題材に基づいて行う。 | 特になし | 6 | 可 |
[09] | ARToolKitによる3次元マウス製作 | インタラクティブメディア設計学 | ARToolKitは誰でも簡単にARアプリケーションの実装を行うことができるC言語用のライブラリです。本研修ではこのARToolKの使い方をマスターしてカメラで撮影された画像上にリアルタイムにCGを描画する演習を行います。また、ARToolKitを応用してキューブ状の3次元マウスの製作を行います。 | C言語によるプログラミングが出来ること | 3 (両テーマを合わせた人数) 上限に達しました |
可 |
[10] | 物理シミュレーションエンジンを使ってみよう | インタラクティブメディア設計学 | 最近のゲームでは、剛体同士の衝突などを物理法則に従って 計算する物理シミュレーションがよく使われています。本研修ではオープンソースの物理シミュレーションエンジンであるODE(Open Dynamic Engine)を使って簡単な3Dゲームを作成することで、物理シミュレーションの基礎を学びます。 | C言語によるプログラミングが出来ること | 可 | |
[11] | 自分だけの検索エンジンを作ろう | インタラクティブメディア設計学 | 既成の検索エンジンではなく、自分専用のカスタマイズされた検索エンジンの作成を通して、 検索エンジンで使われる基本技術の修得とその応用について学びます。 | C言語やPerl言語等が理解でき、使えること (C#言語の経験が望ましい) | 4 | 可 |
[12] | 2日でマスター,ハードウェア設計入門 | コンピューティング・アーキテクチャ | パソコンがあればソフトウェアは簡単に作ることができます.でも,超高速で動くようにしたいと思ったことはありませんか? 実は,簡単にハードウェアを設計して,試してみることができます.ハードウェアは難しいと思い込んでいるあなた,パソコンなんてこんなものと,たかを括っているあなた,世界を広げるた めに挑戦して下さい. | 特になし | 3 | 可 |
[13] | 開発プロジェクトを成功に導く要因を探し出せ | ソフトウェア工学 | 大手ソフトウェア開発企業で収集されたデータから、成功した開発プロジェクトはなぜ成功したのかの要因を探し出します。 | 特になし | 5 | 可 |
[14] | 視線計測装置を用いたweb検索エンジン利用者の行動分析 | ソフトウェア工学 | Web検索を行う際にWebユーザがどのような行動をしているのかを、視線計測・再生ツールWebTracerを用いて記録し分析を行います。 | 特になし | 3 | 可 |
[15] | ソーシャルネットワークに基づくWebコミュニティの分析 | ソフトウェア工学 | ソーシャルネットワークを分析し、mixiを代表とするWebコミュニティ内での情報伝播の仕組みや中心的人物の役割を理解する方法を学びます。 | 特になし | 4 | 可 |
[16] | プログラムリーディング(ソースコードレビュー) | ソフトウェア工学 | Googleでも活用され、ペアプログラミング(エクストリームプログラ ミングのプラクティスの1つ)の代替手段とされているコードレビューを実際に体験します。ソースコード読解の定石に従いながらソースコードを読むことによってバグをみつけます。 | C言語での簡単なプログラミング経験があること | 5 | 可 |
[17] | 拡張現実感のための画像処理実験 | 視覚情報メディア | USBカメラで撮影された映像にCGを合成することで、あたかも目の前に仮想物体があるように見える拡張現実感技術を題材として画像処理の実習を行います。具体的には、カメラで撮影した画像中から肌色領域を検出することで、手とCGの隠蔽関係(前後関係)を正しく再現します。実習内容について、より詳しくは視覚情報メディア講座のページ(http://yokoya.naist.jp/)をご覧下さい。 | C言語でのプログラミング経験があることが望ましい | 5 上限に達しました |
可 |
[18] | 次世代オンデマンド帯域サービスのシミュレーション実習 | 応用システム科学 | 次世代の光ネットワークでは,10ギガを超える帯域をユーザがオンデマンドで占有・使用できるようになり,高精細動画ストリーミングや遠隔医療が可能になります.本課題では,複数品質の次世代オンデマンド帯域サービスをユーザに提供する仕組みを検討・構築し,シミュレーションで性能を評価します. | 特になし,プログラミング経験がなくてもOKです. | 4 | 可 |
[19] | 2日でわかるコンピュータ制御 −メカトロ体験学習− | 応用システム科学 | ロボットなどに使われるコンピュータ制御のからくりを学び,メカトロニクス(メカと電子工学の融合)の面白さに触れていただきます.設計ツールMATLABを使ってモータの制御を実習します. | 制御工学の授業を受けている(受けた)人 | 4 上限に達しました |
可 |
[20] | ドライビングシミュレータを用いたドライバ運転行動解析 | システム制御・管理 | ドライビングシミュレータを使って自身の運転行動データ(速度、アクセル・ブレーキ操作、視線移動、ビデオ映像など)を計測します。運転行動データを詳細に解析し、運転行動の危険度を定量的に評価します。運転行動の評価結果から、より安全な運転行動を行うための改善ポイントについて議論します。 | 特になし | 3 上限に達しました |
可 |
[21] | 人間計測技術を利用したロボット操作体験講座 | ロボティクス | 自律で動くだけがロボットではありません.人間の動きや生体信号をうまく利用して思いのままにロボットを操る研究も数多くされています.本講座では,モーションキャプチャや筋電計測システムを利用してロボットを動かすための技術を体験してもらいます. | 特になし | 2 上限に達しました |
可 |
[22] | ヒューマンロボットインタラクション | ロボティクス | ヒューマンロボットインタラクションにおいて,センシング技術は重要であり,人や顔等の検出技術の開発は盛んに行われています.そこで,本テーマでは,カメラやレンジセンサ等のセンサ情報処理を行い,その結果に応じて人間型ロボット(アンドロイド)の動作生成を行います. | C/C++言語のプログラム経験 | 2 上限に達しました |
可 |
[23] | 簡単な動画配信サーバプログラミング | インターネット・アーキテクチャ | 近年動画配信サイトが急増していますが、その構造を理解するために PCで手軽に配信できる動画配信プログラムを自分で作成してみましょう。 | Java, C++言語プログラム経験 | 5 | 可 |
[24] | ソフトウェア開発を振り返る 〜ツールを使ったプロジェクト分析体験〜 | ソフトウェア設計学 | 銀行ATMや鉄道会社のシステム障害が紙面を賑わせる昨今、ソフトウェア開発プロジェクトの事後分析が重要視されてきている。本実習では、小規模なプロジェクトを対象とした事後分析を実際に行い、体験学習を通じてその重要性について認識してもらう。分析は簡単な操作でプロジェクトを振り返ることのできる専用のツールを用いてPC上で行い、最後に分析結果のまとめを発表してもらう。 | プログラム(言語は問わない)に関する基礎知識があることが望ましい | 3 | 可 |
[25] | 顕微鏡技術と3次元画像処理 | 生命機能計測学 | 顕微鏡はミクロからナノメートルレベルで起こる生命現象を計測するツールとして広く用いられている。本課題では、3次元を観察できる顕微鏡を用いて観察実験を行い、そのデータの3次元可視化することを通して3次元画像処理について実習する。 | 特になし | 3 上限に達しました |
可 |
[26] | 多数決の数理を用いたパターン識別 -N人寄って文殊の智慧- | 論理生命学 | 性能の弱い、複数の機械を組み合わせて賢い機械を構成していくための機械学習手法(ブースティングや重み付き投票法)を用いてパターン識別を行う。 | 何らかの言語によるプログラミング経験 | 2 | 可 |
[27] | バイオインフォマティクス | 比較ゲノム学 | ゲノム情報を中心とした情報解析実習を行います。 | 特になし | 4 | 可 |
[28] | タンパク質配列・構造データのバイオインフォマティクス | 蛋白質機能予測学 | タンパク質の配列データ、立体構造データを用いた様々な情報科学解析をLinuxマシンを用いて、フリーウエアおよび本講座で開発されたソフトを用いて行う。具体的には、配列相同性解析、分子系統樹、立体構造予測、 結合サイト予測、基準振動解析、などを予定している。 | 特になし。情報系でもバイオ系でも受け入れます。 | 4 | 可 |
[29] | ソフトウェア無線 | 情報コミュニケーション | 従来はアナログ回路や専用LSIが必要であった無線信号処理は、計算機の処理能力向上に伴い、ソフトウェアで実現できるようになってきました。本セミナーでは、ソフトウェアでラジオ受信機を作り、ソフトウェア無線技術の基礎について学習します。 | Cによるプログラミングが可能なこと | 2 | 可 |
遠方よりお越しになる方は本学へのアクセスページを参考にお越しください。
宿泊が必要な方は、他の宿泊施設(自己負担)を紹介いたしますので、スプリングセミナー申し込み時に連絡事項欄にその旨をご連絡ください。
2008年サマーブートキャンプ | 2008年スプリングセミナー | 2007年スプリングセミナー | 2006年スプリングセミナー |
2005年スプリングセミナー | 2004年スプリングセミナー | 2003年スプリングセミナー |
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 広報WG |