サイバネティクス・リアリティ工学研究室の長谷川 瑛一さん(博士前期課程2年)の研究成果が、「子供の科学/KoKaNet」で取り上げられました。(2021/3/18)

 本研究成果は、2021年3月10日(水)〜3月12日(金)に開催された国内最大のインタラクション系のシンポジウムであるINTERACTION2021で発表されました。
  これまでに特定の映像を視聴しながら何らか作業を行うと、作業の速度が変化することなどが知られています。本研究では、現在の社会では作業の直前まで映像を視聴している機会が多いことに着目し、動画の再生速度を変えて「視聴した後に」人間の行動はどう変化するかを調べています。今回の発表では、スマートグラス上に提示した動画の再生速度を変化させることで、視聴後の計算課題の回答数が変化するかを調査しました。結果として、速い再生速度の動画を視聴することで、遅い再生速度の動画を視聴した後よりも、回答数が増加することを確認しました。