サイバネティクス・リアリティ工学研究室の学生らのグループがInterverse Virtual Reality Challenge(IVRC)において川上記念賞を受賞しました。(2021/11/6)

 日本バーチャルリアリティ学会 IVRC実行委員会が主催するInterverse Virtual Reality Challenge (IVRC)では、1993年より毎年、学生を中心としたチームでインタラクティブ作品を 企画・制作するチャレンジのコンテストを開催しています。2021年は、83件の応募がありました。
第一ステージであるSeed Stageを勝ち抜き、LEAP STAGEに進出した27件に対して、2021年11月6日(土)の審査の結果、杉野森 拓馬さんらのグループが川上記念賞を獲得しました。なお、杉野森さんらのグループは、前哨戦となるSeed Stageでも、協賛企業選考によりグリー賞を獲得しています。
  • 受賞者 Awardees:
     チームいったんもめん:青木 大典、杉野森 拓馬、大塚 真帆、宮脇 亮輔
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    写真は左から青木 大典さん、杉野森 拓馬さん、大塚 真帆さん、宮脇 亮輔さん

  • 受賞作品 :
    "人間は液体と固体の両方になり得るか"
     
  • 受賞者のコメント Awardee's voice:
     この度、総合3位となる川上記念賞をいただき、大変光栄に思います。 私たちは、猫が液体のように容器に収まっていく様子から着想を得て、人間の体を液体のようにする体験を創り出しました。VRによる視覚提示とスライムによる触覚提示によって液体感を体験者に与えます。これにより、容器に手を入れると手が溶け、容器に手が収まっていく体験を味わうことが出来るようになりました。
     半年以上もの間、長い制作過程を支えてくださった先生方・研究室のメンバーには感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

  • 外部リンク Links to:
     IVRC 2021 HP: https://ivrc.net/2021/

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