奈良先端科学技術大学院大学 ソーシャル・コンピューティング研究室の永井 宥之さん(研究員)らが、言語処理学会第32回年次大会より言語資源賞を受賞しました。(2026/3/4)
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言語処理学会第32回年次大会(NLP2026)は、2026年3月9日(月)から13日(金)の期間、ライトキューブ宇都宮(栃木県宇都宮市)で開催されました。 言語資源賞は、言語資源データベースに掲載された言語資源の中から、特に優れてい ると認められるものに授与される賞です。言語資源データベースの公開ならびに言語資源賞の授与は言語処理学会と言語資源協会(GSK)との共同事業です。 | ![]() |
- 受賞者 Awardee:
永井 宥之(研究員), 西山智弘(助教), 大槻優佳(D1), 藤牧貴子(博士研究員), 川端京子(博士研究員), 工藤紀子(博士研究員), 山崎由佳(京大), 白石暖哉(京大) , 梶原智之(愛媛大), 進藤裕之(MatBrain株式会社), 河添悦昌(東大), 今井健(東大), 矢田竣太郎(筑波大/NAIST客員准教授), 若宮翔子(准教授), 荒牧英治(教授)
写真左が荒牧 英治教授(代表受領)
- 研究テーマ Research theme:
"JMED-DICT"
JMED-DICTはおよそ70万語を収録した大規模な医療用語辞書です。病名データ、医薬品 データ、部位データ、検査データの4つのサブデータから構成され、用語そのものの情報だけでなく、用語 間の関係、メタ情報、他のリソースへのリンク情報を含みます。医療用語を頻度に応じて2種類に分け、頻 度上位エントリは人手でメンテナンスし、頻度下位エントリの情報は自動付与しています。辞書は定期的に メンテナンスされています。また、各情報は信頼度のラベルを持ち、人手によるチェックを経るごとに信頼 度のレベルが上がります。同辞書は、大規模言語モデルをはじめとした計算機を通じて利用されることを想 定し、効率的なメンテナンスにより大規模かつ高品質な医療用語情報を提供するものであり、価値の高い言 語資源であると言えます。
- 受賞者のコメント Awardee's voice
この度は言語資源賞をいただき大変光栄に思います。JMED-DICTはLLM時代に求められる大規模な医療言語資源であり、多くの共同研究者の皆様のご協力があって構築できたデータです。このような取り組みを評価いただけたことを大変励みに感じています。今後、本言語資源を利用した応用研究が一層進むことを期待しています。
- 外部リンク Links to:
言語処理学会第32回年次大会 HP:https://www.anlp.jp/nlp2026/

