ロボットラーニング研究室の高橋 慧さん(博士後期課程2年)が、IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint ChapterよりYoung Awardを受賞しました。
(2025/5/23)
IEEE Robotics and Automation Society (RAS) Japan Joint Chapterでは、IEEE Japan CouncilよりChapter支援費の補助を受け、日本国内の大学院に在学する優秀な若手研究者を育成し、ロボットと自動化に関する国際会議を活性化する目的で、Young Awardを贈賞しています。 2025年5月19日から23日にかけ、アトランタ(アメリカ)にて開催された2025 IEEE International Conference on Robotics and Automation(ICRA2025) |
- 受賞者 Awardee:
高橋 慧(博士後期課程2年)
写真は高橋 慧さん
- 受賞研究テーマ Research theme:
"Feasibility-Aware Imitation Learning from Observations through a Hand-mounted Demonstration Interface"
近年、人によるデモンストレーションを通じてロボットに動作を教える模倣学習が注目を集めているものの、実社会での活用例は限られている。その一因として、人間とロボットの動作性能の差異により、人の動作がロボットにとって模倣困難な場合があることが挙げられる。本研究では、人によるデモンストレーションがロボットで模倣可能かどうかを判定し、その結果を人にフィードバックすることで、模倣しやすい動作の誘導を図る手法を構築した。
- 著者 Authors:
Kei Takahashi, Hikaru Sasaki and Takamitsu Matsubara
- 受賞者のコメント Awardee's voice:
このような光栄な賞に選出していただけたことを大変嬉しく存じます。本研究を進めるにあたりご指導・ご協力をくださった松原教授、佐々木助教に心より感謝いたします。
- 外部リンク Links to:
- ICRA2025 HP:https://2025.ieee-icra.org/
- arXiv論文:https://arxiv.org/abs/2503.09018