由来のわからない生物から未知のタンパク質の配列が決まったとする。これらのタンパク質の 機能と生物の種類を推定するためにUniProt/SwissProtに対してBLASTによる配列相同性検索を 実行せよ。
演習用配列データは、演習用配列データ から入手せよ。
BLASTによる配列相同性検索は以下の公共のWEBサーバのどれかを利用する。
これらのサーバごとに使用法は少しずつ異なるが、基本的な部分は同様である。以下のことに 気をつけること。
プログラムの選択 | データベースの選択 | |
DDBJ | protein blast | Uniprot/Swiss-prot |
NCBI | blastp | swissprot |
genome net | BLASTP | Swiss-Prot |
参考資料
まず、以下の三つのプログラムをダウンロードし、デスクトップにコピーする
コメのプラストシアニン(PLAS_ORYSI)
の相同配列のマルチプルアライメントを作成し、そこから、機能部位を推定せよ。
まず、相同な配列群のファイルPLAS_ORYSI_homo.seqを、
デスクトップか適当なフォルダにダウンロードする。そして、clustalxを用いて、マルチプルアライメントを
実行する。
結果を検討することで、保存サイトをマークし、金属結合サイトを推定せよ。
あとは、それぞれの配列について以下の手順で、系統樹を作成してください。
詳細な手順については マルチプルアライメントと分子系統樹基礎 を参考にすること。
また、生物種の5文字の表記については、UniProt/SwissProtの代表的生物種の5文字表記を参考にすること。