ゼミナールI講演 |
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日時: | 平成27年1月14日(水)3限 (13:30 -- 15:00) Wed., Jan. 14th, 2015 (3rd Period, 13:30 -- 15:00) |
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場所: | L1 |
講演者: | 多田充徳 (デジタルヒューマン学(連携)・独立行政法人産業技術総合研究所) Mitsunori Tada (Digital Human (Collaborative Lab)/National Institute of Advanced Industrial Science and Technology) |
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題目: | 製品設計のためのデジタルヒューマンモデル |
概要: | 付加価値の高い製品で市場競争力を高めるための「人間中心設計」に対する期待がメーカの間で高まっている.特に,ユーザ間の個人差を考慮し,より良い使用感やより高い安全性を提供することに対する要望は強い.これらを設計の初期段階で仮想的に評価できるように,我々の研究グループでは身体と製品との間の相互作用をコンピュータ上で評価するためのデジタルヒューマンモデルを研究している.本発表では,ユーザの個人差をコンピュータ上に再現するために必要となる,身体形状(ノギスで計測した代表寸法や,医用画像から計測した個人差)や身体運動(モーションキャプチャで計測した関節運動)の統計分析手法について説明する.また,デジタルヒューマンモデルと製品のCADモデルを読み込み,それらの間の相互作用を評価するためのプラットフォームソフトウェアDhaibaWorksの機能を説明すると共に,このソフトウェアを用いて行った製品評価の具体的な事例を紹介する. |