| ゼミナールI講演 |
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| 日時： | 平成23年7月1日(金)3限 (13:30 -- 15:00) |
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| 場所： | L1 |
| 講演者： | 澤田 宏（コミュニケーション学講座(連携)・NTT コミュニケーション科学基礎研究所） |
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| 題目： | 音響信号の分離 〜目的音の周波数成分に着目する手がかり〜 |
| 概要： | 人間には，混ざり合った音から目的の音だけを聞き取る能力が備わっている．このよ うな能力を計算機で実現することは，快適な音コミュニケーション環境の構築や，大 量の音データベースの活用において重要である．そのための手法として様々なものが 考案されてきたが，本講演では特に，目的とする音の周波数成分にいかに着目する か，という観点で２種類の手がかりを紹介する．一つ目は音の到来方向である．複数 のマイクロホンを活用することで，到来方向を推定できる．二つ目は，音の頻出パ ターンである．人間でも，聞きなれた音のパターンは着目しやすい．直感的に理解す るために，実際に音を流したり，複数人の同時発話を分離するライブデモを行う． |