講演者:
| 西垣 順二 (コニカミノルタプラネタリウム株式会社) |
題目:
| 進化する、新しいプラネタリウム―星の動きから宇宙体験、そしてドームシアターへ |
概要: |
プラネタリウムってどんなイメージですか?私の幼少のころは、星の動き、星
座、ギリシャ神話を説明してくれる、子供たちへの学習向けというイメージでし
た。しかし最近は、デジタル映像などの導入や技術進歩により、大人も楽しめる
高臨場感、高没入感のドーム空間として、最新の宇宙、夢とロマン、癒しの場所
として注目されつつあります。
プラネタリウムは、大きく恒星原板や光ファイバで星空を再現する従来の光学式
と、最近主流のプロジェクタとコンピュータグラフィックスによるデジタル式と
に分かれ、さらにデジタル式は映像を重ね合わせる複眼式と魚眼レンズによる単
眼式があります。
今回は、ドーム映像空間としてのプラネタリウムについて、その歴史と進歩、新
しいトレンドであるデジタルプラネタリウムの動向と当社コニカミノルタの最新
商品、さらに新しい取り組みとしての直営する東京池袋にある、コニカミノルタ
プラネタリウム“満天”についてご説明します。
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講演者略歴: |
1991年 名古屋大学大学院修士課程修了。1991年 旧ミノルタ株式会社入社、
色計測器、カラー複写機の画像処理・圧縮アルゴリズム開発、ASIC設計を経て、
2000年 旧ミノルタプラネタリウム株式会社(現コニカミノルタプラネタリウ
ム)に移り、
現在、デジタルプラネタリウムの研究開発、商品企画に従事。
映像情報メディア学会、URCF(超高臨場感フォーラム) 各会員。
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