入学後に関するQ&A

入学後に関するよくあるご質問

1.研究室配属

研究室への配属はどうなっているのでしょうか?
入学早々、研究室紹介があり、学生からの配属希望調査回答を可能な限り尊重して配属研究室を決定します。配属後も配属研究室を変更する機会があります。
研究室配属において、第1希望から第3希望のどの研究室にも入れないようなことになった時はどうなるのでしょうか?
これまでに、第3希望までの研究室に配属されなかった学生は居ません。仮に、そのような事態が生じた場合でも、学生本人の意思を無視した配属というのはありえず、専攻長や研究科長が本人と面談し、本人が納得する配属となるように解決します。
希望すればM1の間は研究室を変わることが可能ということですが、研究室を変わった学生とそうでない学生で何か差が出るのですか?
修了要件その他は全く同じです。ただし、「M1の間は講義だけを受けて研究は行なわない」という訳ではなく、研究室を変わるということは、それまでの研究が無駄になる可能性もあり、その後、研究をまとめるために、通常の学生よりも努力を必要とする場合があることは覚悟してください。

2.研究活動

研究室内での研究テーマは自由に選べるのですか?
どの研究室でも、学生と十分に相談した上で研究テーマを選んでもらいます。しかし、研究室の人数、学生の適性などいろいろの要因があり、全く自由に選べるとは限りません。
研究テーマは教員から与えられるのですか?自分がやりたい研究を行うことはできるのですか?
研究室ごとに方針はいろいろあり、ここで一概に言えませんが、自分がやりたいと強く願う具体的な研究テーマがあるのでしたら、そのテーマを受け入れてくれる研究室が一つもないということはないでしょう。
本研究科は、全体として情報分野のかなり広い研究領域をカバーしているので、情報科学の範疇であれば自分がやりたいと思う研究テーマがどの研究室の研究領域にも属さないということはまず考えられません。受験前のオープンキャンパスや見学会、あるいは、入学後の研究室見学などを通じて、各研究室の研究内容をよく見たり教員と話をしたりすることで、自分がやりたい研究を明確にするとともに、配属を希望する研究室を決めてください。

3.研究設備

IEEEやACMのDigital Libraryを無料で使えますか?
電子図書館でライセンス契約をしているものは自由に利用できます。その他、研究室独自に契約している場合もあります。
どんな計算機が使えるのですか?
本学の計算機システム「曼陀羅」には、一人に一台、高性能WSが用意されているほか、画像処理用や大規模計算用の各種高性能サーバが接続されており、本学の学生ならば、基本的には、誰でも利用可能です。例えば、本研究科共通の予算による購入/レンタル設備としては、以下のようなものがあります。
特別大型研究設備 研究科用レンタル設備
  • ロボティクス研究実験設備
  • ATM交換実験設備
  • 計算機援用設計教育設備
  • アカデミックチャンネルシステム
  • 次世代移動情報ネットワークシステム
  • 3次元形状記録システム
  • 極限環境再現実験研究システム
  • マルチエージェント研究実験設備
  • マルチメディア情報処理システム
  • 知識情報処理システム
  • ソフトウェア開発環境システム
  • 画像処理システム
  • 文書処理システム
  • ダイナミックイメージ生成システム
  • 科学的可視化環境システム
各研究室固有の設備については各研究室のページを、曼陀羅システムの詳細については情報科学センターのページを御覧ください。
一人当たり、どれくらいの居住・研究スペースがあるのですか?
学生用の居室は、フリーアクセスフロアにOAシステムデスクが設けられ、ネットワークで接続されたWSまたはPCが一人につき一台割り当てられます。階によって部屋の配置が少しずつ違うのですが、典型的なフロアでは、おおよそ187平方メートルの部屋に、最大24名の学生が入っています。

4.授業・カリキュラム・短期修了

大学の年間行事予定を教えてください。
本研究科では1年を4つの学期に分割しており、単位の認定も各学期ごとに行われます。他大学で通常行われている前後期2学期制の場合、週に1回の授業を半年間受講することで単位が認められますが、本研究科では授業科目のほとんどは週に2回ずつ行われ、約2ヵ月間で単位を認定するシステムになっています。密度の濃い授業を集中的に受講することにより、高い学習効果を得ることが出来ます。
ある年度の行事を紹介しましょう。
4月 5日 入学式
4月 8日~ 6月 4日 第I期
6月 5日~ 7月30日 第 II 期
8月 1日~ 9月30日 夏季休業
9月30日 学位授与式(9月終了者)
10月 1日 創立記念日
10月 2日 入学式(秋期)
10月 7日~11月29日 第 III 期
12月 2日~ 2月10日 第 IV 期
2月 12日~ 2月28日 (補講期間)
12月 24日~ 1月 6日 冬季休業
3月25日 学位授与式
また、開講科目や時間割については、こちらを御参照ください。
コンピュータのことはあまり知らないのですが、やっていけますか?
本研究科では、他分野出身の学生を積極的に受け入れています。このような人達のために、毎年第I期(4月~5月)に基礎科目3科目を開講し、情報分野の基礎を集中的に講義しています。
単位の取得は、どの程度負担になりますか?
本研究科のカリキュラムを見てもらえば分かりますが、かなりの数の講義が提供されています(例えば、専門科目に限っても毎年50以上開講されています)。大部分の学生は、M1の第III期ころまでに必要な単位を揃えているようです。
M1の前半は講義がかなり忙しいと思いますが、後半からは、研究にも十分な時間が取れると思います。入学後、自分の学びたいことや研究テーマを良く考えて、適切な科目を選択してください。
講義の厳しさはどうですか?
基本的に、勉強・研究のために本研究科に入学するものと思います。楽して単位が修得できるとは思わないでください。いわゆるコースウェア(きちんとしたシラバスに沿ったカリキュラムで、講義を中心に演習などを適宜取り入れる形態)で、欧米の大学院では標準的なスタイルです。
他分野からの入学生が2割以上いるとのことですが、講義や研究についていけますか?
情報の基礎を学ぶための科目やプログラミング演習を用意するなど、他分野からの入学生を対象としたカリキュラムを提供しています。もちろん情報系出身者に比べればハンディがあるかも知れませんが、しっかりした目的意識を持って意欲的に勉学・研究に打ち込めば、十分リカバーできます。
教育と研究と両方力を入れていると言うことですが、実際にはどちらに重みがあるのですか?
どちらも同じように力を入れています。
既に他大学院に在学していますが、本研究科に秋入学して短期修了したいと思います。
短期修了のための明示的な基準はありませんが、一般論として、希望する研究室の先生とよく相談して十分な計画を立てることが重要でしょう。
短期修了するにはどうすれば良いのでしょうか?
「奈良先端科学技術大学院大学学則」によりますと、前期課程では、優れた研究業績を上げた学生については、最短1年で修了することができます。実際に、1年あるいは1年半で本研究科前期課程を修了した学生が既に何人かいます。
また、後期課程では、優れた研究業績を上げた学生については、前期後期合わせて最短3年で修了することができます。つまり、前期を2年で修了した人は最短で後期1年、前期を1年で修了した人は最短で後期2年で修了できるチャンスがあることになります。

5.サークル活動・イベント

サークル活動はありますか?
テニスやサッカー等の運動系のサークルや音楽系のサークルなどがあるようです。また、校内駅伝大会を学生が自主的に開催しているなど、いろいろ積極的な活動があります。
同学年で研究室の枠をこえた横のつながりを強めるようなイベントなどはありますか?
学年によりますが、有志によりコンパを企画したこともあるようです。大学が活動を制限するようなことはありませんので、皆さんの積極的なイベント企画に期待します。

6.学校設備・学生宿舎・高山での暮らし

テニスコートとかグランドはありますか?
テニスコート
ソフトボールなどのできる多目的グラウンドとテニスコート2面、バスケットボールコート1面があります。詳しくは 施設に関するページを御覧ください。
どのような厚生施設があるのでしょうか?
大学会館
「大学会館」には、200席の食堂、喫茶室、売店、保健室などがあります。また、集会施設やミレニアムホール、グリーンラボなどの施設もあります。詳しくは施設に関するページを御覧ください。
学生宿舎はどんな設備なのでしょうか?
学生宿舎
学生宿舎はキャンパスに隣接した鉄筋5階の建物で、単身用と夫婦用とがあります。
単身用個室には机、ベッド、ミニキッチン、トイレがついています。また共有施設として、ユニットバス(5人に1ユニット程度)、ランドリー室、ラウンジ等があります。宿舎料は月額5,900円です。
夫婦用は、各室に机、キッチン、トイレ、浴室,ランドリースペースがついており、月額11,900円です。
学生宿舎には、24時間体制で実験・研究をサポートするため、宿舎内に学内LANが設置され、宿舎に居ながらにして本学電子図書館及び国内外の学術研究機関へのアクセスが可能となっています。空調機用の電源コンセント、通気孔は設置されています。また、光熱水料・共益費(清掃費等)は、入居者負担となります。
詳しくはこちらをご参照ください。
何人ぐらい入居できるのですか?
大学全体で、単身用559戸、夫婦用50戸、家族用10戸が用意されています。
女子学生宿舎は有りますか?
現在、本学の3研究科を合わせても、女子学生宿舎を作るほどの女子学生は居ません。そこで、同じ建物に男女とも入ってもらっています。例えば、女子学生は5階(最上階)に入居してもらうなど、男女のフロアを分けることでできる限りの配慮をしています。
学生宿舎に入れるかどうかの基準は?
原則として、入居のための予約申請書を提出した学生の中から、入学試験の成績に基づいて上位から選抜します。また、本研究科では、第1回目の試験(7月)で、成績上位者に入居のための優先予約をしています。ただし、自宅からの通学時間が1時間以内または通学距離が20km以内の人は原則として入居できないという規定があります。経済的な理由など特別な事情があれば、別途、考慮することもあります。本学学生課に相談してください。
学生宿舎に駐車場は有りますか?
駐車場
駐車場は有りますが、宿舎の戸数の6割程度の台数分です。入居学生間での抽選によって、駐車場の割当てを決めているようです。抽選に外れた場合には、高山サイエンスプラザの公営駐車場に止めているようです。
車で通学できますか?
隣接して500台分の駐車場(奈良県の所有・管理)があります。
入居した場合、車がないと生活できませんか?
そんなことはありません。大学から徒歩15分程度でスーパーマーケットに行けます(学生宿舎の隣の職員宿舎に住んでいる子供でも散歩がてらに行ける距離です)。大抵の日用品はそこで買えます。また、コンビニもあります(宿舎から徒歩7~8分)。
また、近鉄けいはんな線が開業し、最寄り駅である学研北生駒駅から大阪市営地下鉄にダイレクトにつながり、大学へのアクセスが飛躍的に向上しました。

7.進路・就職活動

就職活動のとき、入試の成績は関係しますか?
全く関係しません。就職時の調整は、本人の意向を最大限尊重して行ない、どうしても話し合いで決着がつかない場合は、入学後の授業の成績を参考にしています。
修了後の進路状況について教えてください。
進路状況のページを御覧ください。

8.単位

学部生のときに、出身大学の大学院の講義を受講し取得した単位は、奈良先端大の単位として読み替えることができますか?
奈良先端大に入学前に大学院生として取得した単位は、本研究科教授会において教育上有益であると認める場合、10単位を超えない範囲で単位認定することができます。ただし、大学生の間に取得した単位は対象となりません。

9.奨学金・授業料

どのような奨学金があるのですか?
奨学金の代表的なものとしては日本育英会奨学金があります。(奨学金及び入学料授業料の免除のページも併せて御覧ください。)
情報科学研究科での平成17年度、採用者数は次の通りです。非常に多くの学生が採用されていることがわかると思います。
〈平成17年度〉
区分 第一種 きぼう21
博士前期課程(修士) 81名 47名 128名
博士後期課程(博士) 20名 1名 21名
また、本学は学生が国際会議などで論文発表をする際の、渡航費用の支援も行っております。
授業料以外に、就学にかかるコストはどれくらいですか?
授業で教科書に指定された本は各自で購入する必要があります。しかし、研究に必要な計算機などの設備は充実していますし、専門書も図書室や各研究室にそろっています。
授業料免除などのシステムはありますか?
はい、あります。授業料免除制度は他の大学と同様です。詳しくは経済的支援のページを御覧ください。
また、本研究科が平成17年度に採用されました、文部科学省助成事業「魅力ある大学院教育」イニシアティブの一貫として、授業料相当の支援を行う特待生制度も設立されています。