ユビキタスコンピューティングシステム研究室の吉田 誠さん(博士後期課程3年)らが、第30回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ(DPSWS2022)において優秀論文賞を受賞しました。(2022/10/25)

 情報処理学会マルチメディア通信と分散処理(DPS)研究会では、高速通信、分散コンピューティング、マルチメディア情報通信、知的通信、プロトコル、分散協調、近年では機械学習や深層学習、IoTなどの研究分野について、活発な研究発表が行なわれています。DPSWSは通常の研究会ではできない深い議論を行なうため、1993年より合宿形式のマルチメディア通信と分散処理ワークショップを開催しており、2022年度は、10月24日から3日間、鳥取県皆生温泉にてオンライン/オンサイトの併催となりました。 wada
  当日は研究活動の活性化および新しい研究の方向を探る場として多くの研究者が集い活発な意見交換がなされました。優秀論文賞は、DPSワークショップで発表された論文のうち、完成度・萌芽性ともに特に優れていると認められた論文に贈られます。 (DPSWS HPより一部引用)
  • 受賞者/著者 Awardee/Authors:
     吉田誠、松井智一、石山時宗、三崎慎也、藤本まなと(大阪公立大学)、諏訪博彦、安本慶一
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    写真左が吉田 誠さん

  • 研究テーマ Research theme
    「マルチ振動センサと深層学習を用いた既存家具のインターフェース化の検討 」

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
     この度、優秀論文賞をいただき大変嬉しく思います。本研究はテーブルをスワイプした振動をセンサで読み取りスワイプ方向を深層学習を使い判定するもので、将来的に既存の様々な家具に簡単な振動センサを貼り付けるだけで家具を触って操作するインターフェースとして使用できることを目指した研究です。 まだまだ課題はありますが、振動の伝達経路含めてとても奥が深く日々発見もあるので、今後も良い成果が出せるよう研究を続けていきます。

  • 外部リンク Links to:
    DPSWS2022 HP: https://www.dpsws.org/2022/?Award

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