ユビキタスコンピューティングシステム研究室の福田修之さん(博士前期課程2年)らが、第28回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ (DPSWS2020)において優秀デモンストレーション賞を受賞しました。(2020/11/13)
情報処理学会マルチメディア通信と分散処理(DPS)研究会では、高速通信、分散コンピューティング、マルチメディア情報通信、知的通信、プロトコル、分散協調などの研究分野について、活発な研究発表が行なわれています。これらの研究について、通常の研究会ではできない深い議論を行なうため、1993年より合宿形式のマルチメディア通信と分散処理ワークショップを開催しており、2020年度は、11月11日から3日間、静岡県の伊東温泉にて開催されました。研究活動の活性化および新しい研究の方向を探る場として、多くの研究者が集いました。 |
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- 受賞者/著者 Awardee/Authors:
福田修之、玉置理沙、松井智一、大井一輝、Choi Hyuckjin、松田裕貴、安本慶一
- 受賞研究テーマ Research theme:
"リアルタイム行動認識機能を有する釣りCPSの開発"
釣りCPSの開発では、IoTデバイスで取得した加速度情報をサーバに送信し、機械学習により釣り人の行動を推定し、それをデバイス側にフィードバックするシステムを構築しました。
- 受賞者のコメント Awardee's voice
NAISTのCICPに採択された釣りに関する研究を2件、学会発表してきました。デモ発表では、釣り人の行動と位置情報を可視化する釣りCPSについて、実際にデモをしてきました。デバイス開発やフロントエンド、バックエンド、機械学習モデルの実装と幅広く開発を行う必要があり、開発に時間がかかりましたが、デモをしたときの反応がよく、学会発表できて良かったです。
NAISTのCICPでは、自身がしたい研究テーマを自由に行うことができます。そのおかげで、釣りの研究を思う存分できたと思っています。DPSWSでその研究成果を発表でき、非常に良かったです。また、それらの研究成果が受賞につながり、とてもうれしく感じております。
- 外部リンク Links to:
DPS Workshop 2020のHP: https://www.dpsws.org/2020/
>> ユビキタスコンピューティングシステム研究室 Ubiquitous Computing Systems lab.