情報セキュリティ工学研究室の鍛治 秀伍さん(博士後期課程2年)らが、IEEE EMC SocietyよりRichard B. Schulz Best Transactions Paper Awardを受賞しました。(2020/8/27)

   IEEE Electromagnetic Compatibility Society(IEEE EMC Society)は、環境電磁工学分野においての最高峰学会です。本賞は、学術雑誌であるIEEE Transaction on Electromagnetic Compatibilityにおいて年間を通して優秀であると認められた論文に対し贈呈される賞で、今回、鍛治さんらの論文が、2018年から2019年にIEEE Transactions on EMCで発表された300を超える論文の中からトップの論文の一つに選ばれました。 image
  • 受賞者 Awardee
     鍛治 秀伍(D2)
  • 著者 Authors:
     鍛治 秀伍、衣川昌宏(福知山公立大学)、藤本 大介、林 優一
    osuka
    写真左から藤本助教、鍛冶さん、林教授

  • 受賞研究テーマ Research theme:
     "Data Injection Attack against Electronic Devices with Locally Weakened Immunity using a Hardware Trojan"(悪意のある電子部品の挿入によって局所的に電磁感受性を下げられた電子機器に対するデータ注入攻撃)
       
  • 受賞者のコメント Awardee's voice
     この度は栄誉ある賞を頂き大変光栄に思います。本研究は、不正な回路改変と振幅変調波の印加により、任意のデータを通信線路内に注入する攻撃の実現可能性を評価したものです。本研究の新規性や重要性が評価されたことを嬉しく思います。ご指導いただきました研究室の先生方には、この場を借りて御礼を申し上げます。

  • 外部リンク Links to:
    2020 IEEEEMC+SIPI Virtual Symposium HP:http://www.emcss.org/2020awards/

>> 情報セキュリティ工学研究室 Information Security Engineering lab.