知能コミュニケーション研究室の石橋陽一さん(博士前期課程2年)らが、言語処理学会第26回年次大会において優秀賞を受賞しました。(2020/3/19)
言語処理学会第26回年次大会(NLP2020)は、令和2年3月17日から19日にオンラインで開催されました。優秀賞は年次大会において論文の内容が優れていると認められた発表論文に与えられる賞です。 |
受賞研究テーマ Research theme:
"鏡映変換に基づく埋め込み空間上の単語属性変換"
単語が持つ特定の属性を変えることはデータ拡張などに活用が期待されます。一方で従来手法では入力する単語がそもそもどのような属性を持っているのかといった事前知識が必要でした。本研究では、埋め込み空間上のベクトルの位置を相互に反転させる鏡映変換を導入することで事前知識を用いず属性を変換する新たな表現学習の枠組みを提案し、様々な属性を変換する実験によりその効果を検証しました。
- 受賞者/著者 Awardees/Authors :
石橋 陽一、須藤 克仁、吉野 幸一郎、中村 哲
- 受賞者のコメント Awardee's voice
この度は優秀賞にご選出いただき光栄に思います。 ご指導頂いた先生方、活発に議論してくださった同期の方々には心より感謝を申し上げます。引き続き一層研究に精進していきたいと思います。
- 外部リンク Links to:
言語処理学会第26回年次大会のHP: https://www.anlp.jp/nlp2020/
>> 知能コミュニケーション研究室 Augmented Human Communication lab.