自然言語処理学研究室の加藤明彦さん(修了生)らが、言語処理学会より2019年度最優秀論文賞を受賞しました。
(2020/3/16)
言語処理学会(The Association for Natural Language Processing)は、わが国の言語処理の研究成果発表の場として、また国際的な研究交流の場として、1994年4月1日に設立されました。年4回の会誌「自然言語処理」の発行、年1回の言語処学会年次大会の開催を通じて、この分野の学問の発展、応用技術の発展と普及,国際的なレベルでの研究者・技術者・ユーザ相互間のコミュニケーションと人材の育成をはかる機関とすべく活動しています。(言語処理学会HPより抜粋) 2019年度に「自然言語処理」に掲載された論文から、加藤さんらの論文が厳正な審査により特に優秀と認められ、今回の受賞となりました。 |
- 受賞者/著者 Awardee/Authors:
加藤 明彦(2019年12月博士後期課程修了)、進藤 裕之、松本 裕治
受賞研究テーマ Research theme:
"複単語表現を考慮した依存構造コーパスの構築と解析"
- 受賞者のコメント Awardee's voice
本研究はこれまで構築してきた言語資源を基礎として、様々な複単語表現を考慮した依存構造の解析に取り組んだものです。修士課程時代からの地道な研究の積み重ねがこうして評価された事を、大変嬉しく感じており、今後とも良い研究ができるよう、研鑽を積みたいと考えています。共著者の先生方をはじめ、研究室の皆様、また、査読者の皆様に深く感謝いたします。どうもありがとうございました。
- 外部リンク Links to:
言語処理学会 HP: https://www.anlp.jp/