ネットワークシステム学研究室の今岡一章さん(博士前期課程2年)の、令和元年電気関係学会関西連合大会における奨励賞の受賞が決定しました。(2020/2/17)

 令和元年電気関係学会関西連合大会は、11月30日~12月1日に大阪市立大学杉本キャンパスにおいて開催されました。本賞は、優秀な会員の育成と当該学会の発展を目的として、連合大会において優秀な講演発表をした新進の研究者または技術者に贈られる賞です。令和2年4月17日に授賞式が行われます。
  • 受賞者 Awardee:
     今岡一章

  • 受賞テーマ Research theme:
    "GNSS天頂全遅延の差分を用いた降雨予測における仰角マスクが及ぼす影響"
     GPSに代表される全地球衛星航法システム(GNSS)の応用として、対流圏における伝搬遅延を利用した気象観測が知られている。過去の研究では、天頂全遅延の時間当たりの変化量と降雨の関係に着目した降雨予測が提案されてきた。本研究では、降雨前のZTDの変動を特徴づけるために、従来の天頂全遅延の時間当たりの変化量と降雨の関係性に加えてGNSS測位解析の設定の一つである仰角マスクが及ぼす効果を検証した。

    著者 Authors:
     今岡 一章、中川 豊、東野 武史、岡田 実

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
     大変光栄に思います。本研究を進めるにあたって、ネットワークシステム学研究室の先生方にはいつも丁寧にご指導頂いたことを、この場を借りて感謝申し上げます。

  • 外部リンク Links to:
     令和元年電気関係学会関西連合大会HP:https://kjciee.org/kjciee2019/

>> ネットワークシステム学研究室 Network Systems lab.