ロボティクス研究室の清川 拓哉さん(博士後期課程2年)が、2018年度未踏IT人材発掘・育成事業の「スーパークリエータ」に認定され、2019年6月16日に授賞式が執り行われました。 (2019/6/16)

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)では突き抜けた才能を持つ若いIT人材(クリエータ)を発掘・育成するために、2000年度から「未踏IT人材発掘・育成事業(未踏事業)」を実施しています。これまでに延べ1,700名以上のクリエータを採択・育成してきました。  特に卓越した能力を持つと認められたクリエータを「スーパークリエータ」として認定しており、今回認定した16名(12プロジェクト)を加えて総勢327名となりました。 (IPA HPより抜粋) kiyokawa
  • 受賞者 Awardee
    清川 拓哉
    kiyokawa
    写真は清川さん

  • 研究テーマ Research theme:
    "認識AIを迅速に賢くするフレームワークの構築" 
    深層学習による物体認識システムのための学習データセットを超短時間で生成する自動化システムを開発した。これまでの学習データセットは、人がアノテーション作業を行うことで、大量に生成していた。この手作業が膨大な労力と時間を要するため、常に変わり続ける生産物と生産量に柔軟に対応する「変種変量生産」において、その認識システムを導入するのが困難であった。そこで、「生産ラインの迅速な組み替え」ボトルネックを改善することを目的として、本テーマに取り組んだ。

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
     大変光栄に思います。今後の研究や開発を通して、最終的に社会で広く使われるものを作り上げたいです。
    プロジェクトの共同開発者の友近君、指導をして頂いた首藤PMや多方面からサポートして頂いた小笠原教授と高松准教授に感謝申し上げます。他にも多くの方々にお世話になっております。皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

  • 外部リンク Links to:
    情報処理推進機構の関連ページ: https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/2018/20190524.html

>> ロボティクス研究室 / Robotics lab.