自然言語処理学研究室の和田 崇史さん(博士前期課程2年)が、情報処理学会 2018年度山下記念研究賞を受賞しました。(2019/3/15)
山下記念研究賞は、情報処理学会の研究会および研究会主催シンポジウムにおける研究発表のうちから特に優秀な論文を選び、その発表者に贈られているものです。和田さんが2017年12月開催の情報処理学会自然言語処理研究会において発表し講演した論文が優秀な論文と認められ、今回の受賞となりました。 |
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受賞者 Awardee:
和田 崇史
- 研究テーマ Research theme
「教師なし系列マッチング」
異なる言語で同じ意味の文を、辞書データのような対訳データを一切用いずにマッチングする研究です。本研究では言語の語順の類似性を用いて言語間の対応関係を学習する手法を提案し、イタリア語や英語、スペイン語のような基本的な語順が近い言語の文を精度よくマッチングする事に成功しました。
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著者 Authors:
和田 崇史、岩田 具治(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
- 受賞についてのコメント Awardee's voice
研究室の歴代の先輩方が受賞されてきた賞を今回自分も受賞できて、非常に光栄に思います。今後も精進していきたいと思います。
- 外部リンク Links to:
一般社団法人 情報処理学会HP:
https://www.ipsj.or.jp
情報処理学会 山下記念研究賞のページ:
https://www.ipsj.or.jp/award/yamashita.html
>> 自然言語処理学研究室 / Computational Linguistics