ソフトウェア工学研究室の石尾隆准教授が、情報処理学会よりコンピュータサイエンス領域功績賞およびソフトウェア工学研究会功績賞を受賞しました。(2019/3/8)
|
コンピュータサイエンス(CS)領域功績賞は、同領域の研究会分野において、優秀な研究・技術開発、人材育成、および研究会・研究会運営に貢献したなど、顕著な功績のあったものに贈呈される賞です。
また、ソフトウェア工学研究会功績賞は、ソフトウェア工学研究会の活動に資する顕著な功績に贈呈される賞です。 いずれの賞も、3月8日に開催されました第201回ソフトウェア工学研究発表会にて表彰式が執り行われました。
|
   |
- 受賞者/著者 Awardee/Authors:
・コンピュータサイエンス領域功績賞
[ソフトウェア工学研究会国際的研究活動活性化ワーキンググループ＊]
林 晋平(東京工業大学)、 小林 隆志(東京工業大学)、 渥美 紀寿(京都大学)、 石尾 隆(奈良先端科学技術大学院大学)、 亀井 靖高(九州大学)、 肥後 芳樹(大阪大学)、 伏田 享平(NTTデータ)、 吉田 則裕(名古屋大学)
・ソフトウェア工学研究会功績賞
石尾隆
- ＊ソフトウェア工学研究会国際的研究活動活性化ワーキンググループ
ソフトウェア工学研究会国際的研究活動活性化ワーキンググループは、2011年から毎年、「ICSE勉強会」として、ソフトウェア工学分野で最大の国際会議である International Conference on Software Engineering (ICSE)の勉強会(輪講)イベントを主導しています。
この勉強会は、最新の研究動向を1日で把握することを主眼とし、ソフトウェア工学の各領域の研究者や実践者が自身の専門に合わせて輪講を担当し、最先端研究の動向を互いに共有するもので、現在は日本国内の主要なソフトウェア工学研究者が集まる大きなイベントとなっています。
同ワーキンググループの活動が全国規模でソフトウェア工学研究者や実践者を巻き込むことに成功し、若手研究者や実践者に対して有益な場を提供したことを、高く評価されました。今回の受賞についての推薦理由の全文は http://www.ipsj.or.jp/award/cs-koseki-award-2018.html に掲載されています。
- 受賞者のコメント Awardee's voice
自分たちにとって有意義なイベントを作るという意識から始まった企画が、同分野の多くの人にとっても有意義なイベントとなり、高く評価していただいたことを非常にうれしく思っています。今後も、ソフトウェア工学の専門知識を共有するにとどまらず、研究の大切さ、面白さを発信し、ソフトウェア工学分野全体の活性化に貢献していきたいと考えています。
- 外部リンク Links to：
情報処理学会 HP: http://www.ipsj.or.jp/index.html