ネットワークシステム学研究室の今岡一章さん(博士前期課程1年)が、電子情報通信学会関西支部 第24回学生会研究発表講演会において支部長賞奨励賞を受賞しました。(2019/3/1)
第24回学生会研究発表講演会は、2019年3月1日大阪工業大学にて開催され、電子情報通信学会の各ソサイエティが対象としている全技術分野から61件の学生の口頭発表が行われました。同賞は上記講演会において優秀な論文を発表した学生に贈呈されるもので、支部長と支部運営委員からなる選考委員会が選考しました。
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- 受賞者 Awardee:
今岡一章
- 受賞テーマ Research theme:
"GNSS天頂全遅延による降雨予測における観測点位置の離隔が及ぼす影響"
GPSに代表される全地球航法衛星システム(GNSS : Global Navigation Satellite System)の応用として、GNSS信号の伝搬遅延を利用した気象観測が知られている。この伝 搬遅延を表すパラメータとして天頂全遅延(ZTD : Zenith Total Delay)が存在するが、この ZTD が 局所的大雨の発生前に 急増することに着目した降雨予測が提案されている。本研究ではZTDの急増と降雨の関係を明らかにするために、複数の降雨センサ及びGNSS受信機を用いて観測点位置の離隔がZTDの変化に及ぼす影響を観測点の空間的広がりと時系列関係から確認する。
- 著者 Authors:
今岡 一章、東野 武史、岡田 実
- 受賞者のコメント Awardee's voice
奨励賞に選出していただけたことを誠に光栄に存じます。本研究を進めるにあたってご指導・ご協力いただいた、先生方をはじめとする研究室のメンバーに深く感謝申し上げます。今回の受賞を励みに今後も研究活動に邁進してまいります。
- 外部リンク Links to:
第24回学生会研究発表講演会HP:http://www.ieice.org/kansai/student/kenkyu/2018/index.html
>> ネットワークシステム学研究室 Network Systems lab.