光メディアインタフェース研究室の中西由希子さん(博士前期課程2年)らが、国際シンポジウムVRST2018においてBest Poster Awardを受賞しました。(2018/12/1)

 VRSTは、拡張現実感(AR)、仮想現実感(VR)、複合現実感(MR)の分野でソフトウェアと技術に関わる研究者や開発者が一堂に会し、最新の研究結果、システム、技術を披露するための国際シンポジウムです。24回目となる本年度は、2018年11月28日から12月1日の日程で東京で開催され(早稲田大学主催)、AR/VR/MR分野の主要な国際研究グループのほか、ARやVRのシステムを提供あるいは使用する世界有数の企業が多く参集しました。
  • 受賞者/著者 Awardee/Authors:
     中西 由希子、久保 尋之、舩冨 卓哉、向川 康博
    Nakanishi
    写真左から向川教授、久保助教、中西さん、舩冨准教授

  • 研究テーマ Research theme:
    "Mathematical Model for Pop-up Effect of ChromaDepth"
     ChromaDepth glasses are micro prism glasses that produce a pop-up effect by combining refraction and diffraction. We formulate the relation between the pop-up distance and viewing distance using a mathematical model. Using our model and optical measurements , we evaluate the human perception of the pop-up effect for ChromaDepth glasses using a large distant display.
     本研究では、クロマデプスメガネを用いて視点距離と飛び出し効果の関係性を明らかにするため、数理モデルを構築しました。また、大型ディスプレイを用いて人が知覚する飛び出し量を測定することで、理論と人の知覚の違いが明らかになりました。

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
     このような賞を頂けたことに大変嬉しく存じております。 初めての国際学会で不安な気持ちでいっぱいでしたが、共著者の先生方にたくさんのご指導を頂いたおかげで、精一杯発表することができました。 先生方ならびに実験にご協力頂いた方々に、心より感謝しております。

  • 外部リンク Links to:
     VRST2018のHP:https://vrst.acm.org/vrst2018/index.html

>> 光メディアインタフェース研究室 Optical Media Interface lab.