光メディアインタフェース研究室の高谷剛志さん(博士後期課程2年)らが、第21回 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU 2018)においてMIRUフロンティア賞を受賞しました。(2018/8/8)

 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU)は、画像認識と理解技術に関する国内最大規模の学術集会です。21回目を迎える本年度は8月5日から8日まで、札幌コンベンションセンター(北海道札幌市)にて開催されました。研究者、技術者、そして次世代を担う学生が集う議論・交流の場として、基礎から応用まで最新の研究発表と討論が行われました。
 MIRUフロンティア賞は最も挑戦的かつ萌芽的な研究に対して授与される賞です。投稿された口頭発表候補論文102件のうち、30件(採択率29.4%)が選定され、うち15件(採択率14.7%)が受賞候補となりました。他にもポスター発表224件、デモ発表9件、企業展示30件と多様な発表があり、参加者は700名以上となりました。
  • 受賞者/著者 Awardee/Authors:
     高谷 剛志、藤田 紘樹、田中 賢一郎、舩冨 卓哉、向川 康博
    Takatani
    写真左から藤田さん、髙谷さん

  • 研究テーマ Research theme:
    "Controlling Translucency by UV Printing on a Translucent Object"
     本研究では、実空間におけるコンピュータグラフィクスという新しいテーマに挑戦し、デジタルファブリケーションツールであるUVプリンタを用いて、計測した材質の半透明度を印刷によって再現する手法を提案しました。
  • 受賞者のコメント Awardee's voice
     他にもたくさんの挑戦的な研究がある中で選定していただき、非常に喜ばしく思います。本研究はNAISTのCICPやJSPSの特別研究員奨励費、JSTのACT-Iによって支援いただけたことで進めることができました。心より感謝申し上げます。

  • 外部リンク Links to:
     第21回 画像の認識・理解シンポジウムのHP:https://sites.google.com/view/miru2018sapporo/

>> 光メディアインタフェース研究室 Optical Media Interface lab.