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自然言語処理学研究室の 真鍋陽俊さん(博士前期課程2年)が、言語処理学会第24回年次大会(NLP2018)において、若手奨励賞を受賞しました。(2018/3/15)

　言語処理学会は、年1回の言語処学会年次大会の開催を通じて、自然言語処理分野の学問の発展、応用技術の発展と普及、国際的なレベルでの研究者・技術者・ユーザ相互間のコミュニケーションと人材の育成をはかる機関とすべく活動しています。第24回年次大会(NLP2018)は、2018年 3月12日（月）から3月16日（金）の日程で、岡山コンベンションセンターにおいて開催されました。 sato
  • 受賞者 Awardee:
    真鍋 陽俊

  • 受賞研究テーマ Research theme:
    "知識ベース埋め込みのためのペアワイズ積L1正則化"
    　受賞した研究は、知識ベース補完と呼ばれる知識ベースの自動構築に関するものです。知識ベース内に含まれる各関係の対称性に着目し、関係毎に適切な対称度合いの学習を促す正則化項の提案をしました。これにより特に外部リソースを用いること無く自動的な対称度のモデリングが可能になり、より高精度に知識ベース補完タスクを解くことができます。
  • 著者 authors:
    真鍋 陽俊、林 克彦、新保 仁

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
    　この度このような賞をいただき誠に光栄です。本研究を元にして関係やエンティティの性質をより適切にモデリングするような方向に発展していけば幸いです。また提案手法は知識ベース補完だけでなく、その他のタスクにも適用可能だと考えています。これまで指導してくださったお二人に深くお礼申し上げます。
    今後とも精進してまいります。

  • 外部リンク Links to：
    言語処理学会第24回年次大会(NLP2018)のHP: http://www.anlp.jp/nlp2018/

>> 自然言語処理学研究室 Computational Linguistics lab.

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