知能システム制御研究室の小澤裕斗さん(博士前期課程2年)が、平成29年度計測自動制御学会関西支部・システム制御情報学会 若手研究発表会にて優秀発表賞を受賞しました。(2018/1/12)
平成29年度計測自動制御学会関西支部・システム制御情報学会 若手研究発表会が2018年1月12日に開催されました。この研究発表会は、計測自動制御の分野において、若手研究者・技術者の研究活動の促進と相互交流を図ることを目的として企画・開催されたもので、大阪大学吹田キャンパスの銀杏会館にて、4会場に別れて、制御理論やロボット,最適化と学習など12分野の発表が行われました。本賞は発表された研究(61件)のうち、特に優れた研究に対して与えられる賞です。
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- 受賞者 Awardee:
小澤裕斗(前期2年)
- 受賞対象論文 Research theme:
"重複混合ガウス過程を用いた多峰性方策探索"
本研究は、最適な行動が複数存在するような複雑な問題に適した方策探索型の強化学習手法として、多峰性方策モデルを用いた方策探索を提案する。具体的には、重複混合ガウス過程方策を方策モデルとし、EMアルゴリズムを用いて方策改善を行う。数値実験により、多峰性のある問題に対して、単峰性のガウス過程方策を用いた従来法と提案法で学習結果の比較を行い、提案法の有効性を確認した。
- 著者 Authors:
小澤裕斗(博士前期課程2年)、松原崇充(准教授)
- 受賞者のコメント Awardee's voice
このような賞を頂けて大変嬉しく思います。ご多忙の中、論文執筆および発表練習に協力してくださった先生方に心から感謝しております。本賞を励みに、今後の研究活動を進めていきたいと思います。
- 外部リンク Links to:
計測自動制御学会 関西支部のHP:http://www.sice.or.jp/org/kansai/
システム制御情報学会のHP:https://www.iscie.or.jp/
>> 知能システム制御研究室 Intelligent System Control lab.