光メディアインタフェース研究室の浅田繁伸さん(修了生)らが、電子情報通信学会 論文賞を受賞しました。(2017/6/1)
本賞は、電子情報通信学会論文誌(和文誌および英文誌)に 2015年10月号から2016年9月号までの間に掲載された論文のうち特に優秀な論文に与えられるものです。 |
- 受賞者/著者 Awardee/Authors:
浅田繁伸,久保尋之,舩冨卓哉,向川康博
- 受賞テーマ Research theme:
"書画の質感再現を目的とした反射率と透過率を同時に再現するレプリカの作成"
近年、文化遺産の保存や展示を目的として、形状や色を精巧に再現するレプリカの作成技術が開発されています。本研究では、墨で書かれた書画を対象とし、反射率だけでなく透過率も同時に再現できる「光学レプリカ」の作成方法を提案しました。複数の印刷物を重ね、各層の色と反射率・透過率の関係を計測してルックアップテーブルとして利用することで、高速かつ正確に光学特性を再現できる方法を明らかにしました。