計算神経科学研究室の高木 優さん(博士後期課程2年)が、IEEE Computational Intelligence Society Japan ChapterよりYoung Researcher Awardを受賞しました。(2017/3/13)

本賞は、IEEE CISJの領域に関連の深い研究会・シンポジウムにて35歳以下の若手研究者の中から優れた論文発表者でかつ第一著者を年間通して数名表彰するものです。年7回開催されるニューロコンピューティング研究会(IEEE CISJ, 電子情報通信学会、神経回路網学会共催)、ファジィシステムシンポジウム(日本知能情報ファジィ学会)、ソフトコンピューティングに関する国際会議(日本知能情報ファジィ学会)、進化計算シンポジウム(進化計算学会)、コンピューテーショナル・インテリジェンス研究会での発表を対象とし、年間に十数名を授賞しています。(IEEE CISJのHPより引用) 20170313_takagi
  • 受賞者 Awardee:
    高木 優 (計算神経科学研究室/自然言語処理学研究室)

    takagi
  • 受賞テーマ Research theme:
    "ヒト機能的MRIを用いた不安に関わる全脳機能的結合の同定"
    不安傾向が強い健常者を対象に,ヒト機能的核磁気共鳴法を用いて不安の脳活動マーカーを作成し、不安に関わる脳活動が個人を超えて共通していることを示した。更に、国外の大規模脳活動データを用いることにより、それらの神経基盤が日常的な不安度とも関連していることを示した。

  • 著者 Authors:
    高木 優, 酒井雄希(京都府立医科大/ATR), 田中 沙織(ATR)

  • 受賞者のコメント Awardee's voice
    この度、IEEE CISJの領域に関連の深い研究会・シンポジウムにて35歳以下の若手研究者の中から年間通して数名表彰するYoung Researcher Awardに選ばれたことは大変光栄です。 これもひとえに、共著者の先生方はもちろんのこと、研究室の先輩・友人をはじめとした様々な方々のご支援によるものです。この場を借りて、皆様に深くお礼申し上げます。 今後も引き続き研究を頑張りたいと思います。

>> 計算神経科学研究室 Computational Neuroscience lab.
>> 自然言語処理学研究室 Computational Linguistics lab.