自然言語処理学研究室の大内啓樹さん(博士後期課程2年)らが、情報処理学会第229回自然言語処理研究会において優秀研究賞を受賞しました。(2016/12/22)
第229回自然言語処理研究会は、2016年12月21日および22日にNTT武蔵野研究開発センタにおいて開催されました。自然言語処理研究会優秀研究賞は、本研究会において投稿された予稿の中から有用性、斬新性、将来性等の点で特に優れたものを表彰するもので、研究会の幹事と運営委員からなる選考委員会が選考します。
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- 受賞研究テーマ Research theme:
"多層リカレントニューラルネットワークを用いた日本語述語項構造解析"
人間の書いた文から、「誰が、何を、誰に、どうした」といった意味の構造を同定する述語項構造解析で、これまでの最高精度を達成した。
- 受賞者/著者 Awardee:
大内啓樹,進藤裕之,松本裕治
- 受賞者のコメント Awardee's voice
文系の学部からNAISTに進学し、4年が経ちました。
プログラムコードが書けず、学部レベルの数学に苦戦していた私を、根気よく指導してくださった先生方に深く感謝しております。
この賞を励みとし、本研究のさらなる発展を目指して研究に取り組んで参りたいと思います。
- 外部リンク
第229回自然言語処理研究会のページ: https://nl-ipsj.or.jp/2016/12/07/nl229/
自然言語処理学研究室/Computational Linguistics lab.