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自然言語処理学研究室の駒井 雅之さん(博士前期課程2年)が、第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラムにおいて学生プレゼンテーション賞を受賞しました。(2016/03/02)
第8回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM 2016)は、2016年2月29日~3月2日にヒルトン福岡シーホークで開催されました。DEIM 2016は発表者400名(内、学生95%)、参加者623名の合宿形式の研究会です。今回受賞した「学生プレゼンテーション賞」は、口頭発表のセッションにおいて、各セッションの座長から優れた発表を行ったと推薦された学生発表者(兼第一著者)に贈られる賞です。
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受賞者 Awardee
駒井 雅之
- 研究テーマ Research theme
"大規模な単語活用辞書を用いた英単語の見出し語化"
自然言語処理において, 単語の活用を認識し, 見出し語化(lemmatization) することは重要なタスクである.しかしながら, 計算機で処理可能な英単語の活用辞書はあまり整備されておらず, 従来研究では様々なドメインのテキストに対する活用辞書の網羅率や, 見出し語化の精度を十分に評価できていない. そこで本研究では, 誰でもフリーで利用可能な言語資源から英単語の活用表を網羅的に収集し, 見出し語化の性能評価を行う. また, 未知語に対しては大規模なWebテキストとニューラルネットワークを用いて, 見出し語を高精度に推定できるモデルを提案する.
著者 Author
駒井 雅之, 進藤 裕之, 松本 裕治
受賞についてのコメント Awardee's voice
研究という世界において,私のような問題児を表彰へと導いたスタッフ陣に感謝します.
今後は企業人として社会に貢献して参ります.
>> 自然言語処理学研究室/Computational Linguistics