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超高信頼ソフトウエアシステム検証学研究室(宇宙航空研究開発機構連携研究室)の柿本和希さん(博士前期課程2年)らが、第13回クリティカルソフトウェアワークショップ 13th Workshop on Critical Software Systems(13thWOCS2)において、13thWOCS2賞を受賞しました。(2016/01/20)

クリティカルソフトウェアワークショップ(WOCS2: Workshop on Critical Software Systems)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が共催するワークショップです。宇宙・航空、医療、鉄道、自動車などのミッションクリティカルなソフトウェアの開発・運用・保守に関する技術やプロセスに焦点を当て、産業分野の枠、さらには産・学・官の枠をも 超えた技術者・研究者の情報交換の場として実施されています(IPAサイトより引用)。第13回ワークショップは、2016年1月19日から21日に開催され、12件の一般講演中から2件に13thWOCS2賞が授与されました。 kakimoto
  • 受賞者 Awardee
    柿本 和希(博士前期課程2年),川口 真司, 高井 利憲, 石濱 直樹, 飯田 元, 片平 真史

  • 研究テーマ Research theme
    "CBCS 安全要求の適用性向上に向けた可視化の取り組み"
    本研究では,GSNという安全性に関する議論を可視化する記法用いて,宇宙分野で利用される汎用的な安全要求の一つであるCBCS安全要求に含まれる暗黙的な情報の可視化を行い,評価実験を通じてその有効性を示しました

    kakimoto

  • 受賞についてのコメント Awardee's voice

    この度、13thWOCS2 においてWOCS2賞を頂き、大変光栄に存じます。日頃から、ディスカッションやミーティングを通じて、研究を支えて頂いた研究室の皆様と評価実験にご協力いただいた宇宙航空研究開発機構の皆様に、この場を借りて御礼を申しあげます。また、本発表にあたり、添削やアドバイスなど多大な支援をして頂いた、共著者の先生方に重ねて御礼を申し上げます。この賞を励みに、更なる研究成果を上げることを目標とし、今後とも研究に邁進していきたいと思います。

  • 外部リンク

    第13回クリティカルソフトウェアワークショップのサイト

>> 超高信頼ソフトウエアシステム検証学研究室/High Reliability Software System Verification Lab.