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ユビキタスコンピューティングシステム研究室の藤澤 和輝さん(博士前期課程2年)が、DICOMO2015において優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。
(2015/07/10)
ユビキタスコンピューティングシステム研究室の藤澤 和輝さん(博士前期課程2年)が、DICOMO2015において優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。
(2015/07/10)
DICOMOシンポジウムは、平成9年度の初開催以来、インターネットを中心とした通信技術から、マルチメディア通信、分散システム、グループウェア、モバイルコンピューティング、ITS、ユビキタス、セキュリティやデジタルコンテンツクリエーションに関する分野の研究について、学術的な研究論文のみならず、事例報告、問題提起などの論文も対象として、活発な議論を行ってきました。今回のDICOMO2015は、岩手県の安比高原にて7月8日~10日までの3日間の合宿形式で開催され、400人程の研究者が集まり,非常に活発な会議となりました。優秀プレゼンテーション賞は今回のシンポジウムの260件の発表の中で25名に贈られました. |
- 受賞研究テーマ Research theme:
"複数カメラで撮影したスポーツ映像ストリームの実時間自動編纂システムの提案"
情報流と呼ばれる複数映像ストリームのリアルタイムキュレーションに関する研究をしています.IoT時代の本格化により,今後スポーツイベントにおいて,一般の観戦者がスマートフォンやウェアラブルデバイスで撮影した映像や,ドローンから撮影した映像等,様々なアングルやズームレベルで撮影された映像ストリームが場所や時間を問わずますます生成されることが予想されます.今回の研究発表では,テレビ局が放送したスポーツ中継の映像を教師データとして,カメラの切替えタイミングを学習し,一般の観戦者が撮影した複数映像ストリームのリアルタイムキュレーションの最適化を行いました.結果,高精度で切替えタイミングを自動で識別できる事を確認できました.
- 受賞者 Awardee:
藤澤 和輝
- 著者 authors:
藤澤 和輝,平部 裕子,諏訪 博彦,荒川 豊,安本 慶一
- 受賞者のコメント Awardee's voice
今回,このような賞を頂くことができ,大変光栄に思います.自分のやってきた事がこのような形で評価された事を非常に喜ばしく思います.
常日頃から熱心に指導して頂いている安本慶一教授,荒川豊准教授,諏訪博彦助教をはじめ,研究室の皆様に心より感謝申し上げます.今後もさらに精進していきたいと思います.