ディペンダブルシステム学研究室の卒業生の伊藤渓太さんが、電子情報通信学会ディペンダブルコンピューティング研究会より、研究会優秀若手講演賞を受賞しました。 (2014/11/28)

研究会優秀若手講演賞は、電子情報通信学会ディペンダブルコンピューティング研究会の平成25年度の研究会発表に対して与えられる賞で、表彰式が2014年11月26日～28日に開催されたデザインガイアという研究会にて行われました。

研究テーマ　Research theme
FPGA向けアプリケーション依存テストのための効率的なスキャンBISTアーキテクチャ:
近年，ユーザが任意の回路をプログラム可能な集積回路，FPGA (Field Programmable Gate Array)の普及が進んでいます．FPGAを用いた高信頼なシステムを実現するためには，FPGAの経年劣化や故障を検出するためのテストが重要です．本研究では，FPGA上に構成された回路をテストするための，組込み自己テスト（Built-In Self Test, BIST）アーキテクチャを提案しました．提案アーキテクチャは，効率良く未使用回路構成資源を活用することで，高いテスト品質を実現します．
著者
伊藤渓太・米田友和・大和勇太・畠山一実・井上美智子
受賞者のコメント Awardee's voice
学生時代の研究成果をご評価いただき，大変嬉しく，光栄に思います．改めて，本研究を進めるにあたり，貴重なご指導を賜りましたディペンダブルシステム学研究室の先生方，日頃からさまざまな面で支えてくださったスタッフおよび学友に深く感謝申し上げます．学生時代の研究経験を活かし，今後も情報科学分野での創意工夫に邁進いたします．