シェアする

ソフトウェア工学研究室の藤野啓輔さん(博士前期課程1年),伊原彰紀助教,松本健一教授らが国際会議IWESEP2014において,Best Poster Awardを受賞しました.(2014/11/13)

本賞は,エンピリカルソフトウェア工学における国際会議International Workshop on Empirical Software Engineering in Practice (IWESEP2014) において,最も優れたポスター(1編)に与えられるものです.
fujino's poster
  • 受賞者 Awardee
    Keisuke Fujino, Akinori Ihara, Ken-ichi Matsumoto(Nara Institute of Science and Technology, Japan), Kiyoshi Honda, Hironori Washizaki (Waseda University, Japan)
  • 研究テーマ Research theme
    "Toward Monitoring Bugs-Fixing Process after the Releases in Open Source Software"
    近年,多くのソフトウェア開発企業によるオープンソースソフトウェア(OSS)の利活用が増加しています. しかしながら,OSSはリリース後に多くの不具合が報告・修正されるため,徐々に品質を高めていくという特徴を持ちます. そのため,OSSの利活用を検討する企業は,多くの不具合が修正された品質の高いOSSの利用が望まれます. 本研究では,リリース後のOSSを対象として,不具合修正作業の過程,収束時期を俯瞰する不具合修正曲線を提案しています. 大規模OSSを対象として,ユーザに与える影響の大きな不具合を分類し,それぞれに対して不具合修正曲線を描くことにより, 企業のOSS導入における意思決定支援の一手法を提案しています.
  • 研究概要 Awardee's voice
    この度,栄誉ある賞をいただくことになり,光栄に存じます.本研究は早稲田大学との共同研究において得られた成果です. 今回の受賞を励みに,よりよい成果を挙げることができるよう,日々研究に邁進していきます. これまで研究を支えていただいた共著者の皆様,ならびに研究室の方々にはこの場を借りてお礼申し上げます.

>> ソフトウェア工学研究室