シェアする
計算システムズ生物学研究室の桂樹哲雄さん(博士後期課程3年生)が 10th International Conference of the Metabolomics Societyにおいて Best poster presentation awardを受賞しました。(2014/06/26)
International Conference of the Metabolomics Societyは、毎年開催されているメタボロミクスの国際会議で、今回で10回目を迎えました。今回は、9年ぶりに山形県鶴岡市で開催され、6月23日 から26日までの4日間、世界中からメタボロミクスの研究者が集まるとても活発な会議となりました。 |
- 受賞研究テーマ
"Dynamic simulation of metabolic network in Arabidopsis Thaliana using parameters estimated by a distributed genetic algorithm"
メタボロミクスとは、生物体内の化学反応(代謝)を網羅的に解析する手法です。私の研究は、実験で得られた植物生体内の化合物量の時間変化を、数値シミュレーションによって再現するというもので、今回賞をいただいたポスターでは、実験結果を再現できるようなパラメタセットを分散遺伝的アルゴリズムによって推定し、シミュレーションを行った結果を報告しました。 - 著者
桂樹 哲雄、小野 直亮、佐藤 哲大、金谷 重彦
- 受賞についてのコメント
自分の研究分野で最も重要な国際会議の一つにおいて、世界の最先端で研究を行っているたくさんの先生方にポスターを見ていただけただけでなく、ベストポスター賞にまで選んでいただけて、大変光栄に思います。ポスターには本当にたくさんの方が来てくださいましたので、ひたすら説明し続けました。このことも良い評価をいただいたポイントとなったようですので、皆さんも発表では恥ずかしがらずにどんどん話しましょう!関西人万歳!