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知能コミュニケーション研究室の高道慎之介君(D1)が、日本音響学会 第35回粟屋 潔学術奨励賞を受賞(2014/01/31)

粟屋 潔学術奨励賞は,粟屋潔博士 (日本音響学会第9代会長) のご遺族からの寄付を基に昭和58年に創設された賞で,音響に関する学問,技術の奨励のため,有為と認められる新進の研究・技術者に贈呈されます。

Takamichi



  • 受賞研究テーマ「変調スペクトルを考慮したHMM音声合成」
    テキストから音声を合成する技術であるHMM音声合成は、合成音声の感情や発話様式などを容易に制御できる利点から、幅広い場面での使用が期待されています。しかしながら、我々の肉声と比較して、合成音声の音質は非常に劣化します。本発表では、音声パラメータの変調スペクトルの減衰が音質劣化に影響することを示し、さらに、変調スペクトルを直接的に補償することで合成音声の音質が改善することを示しました。
  • 受賞についてのコメント
    光栄です。これからも研究を楽しんでいきます。

>> 高道慎之介 publication
>> 知能コミュニケーション研究室