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数理情報学研究室の渡辺一帆助教が、電子情報通信学会・情報理論とその応用サブソサエティより、SITA奨励賞を受賞しました.(2013/11/28)

本賞は第35回情報理論とその応用シンポジウム(SITA2012)で発表された審査対象論文のうち2件に授賞されました。

SITA_award

  • 受賞研究テーマ
    「Rate-Distortion Function for Gamma Sources under Absolute-Log Distortion」
    レート歪み関数は、歪みを許して情報を圧縮するときに、許容する歪みの量に対し、どこまで情報を圧縮することができるかの限界を示すものです。しかしながら、この概念を導出したシャノンが与えた一般的な下界に対して、レート歪み関数が真に大きい場合には、ごくわずかな例でしか、その厳密な評価は与えられていません。この研究は、ガンマ分布に従う情報源について、対数絶対損失による歪み尺度に対するレート歪み関数を評価したものです。

  • 受賞についてのコメント
    このような栄誉ある賞をいただき,誠にありがとうございます。 共著者の統計数理研究所の池田思朗先生、研究に関してアドバイスをいただいた 数理情報学研究室の方々、SITAの会場で発表を聞いてくださり、ご指導いただきました皆様に感謝申し上げます。

>> 数理情報学研究室