生体画像知能研究室の辻響貴さん(博士前期課程修了生)・Yi Gu助教が、CAOS International 2026においてISTELAR Best Technical Poster Awardを受賞しました。(2026/6/13)
第26回 Annual Meeting of the International Society for Computer Assisted Orthopaedic Surgery (CAOS International 2026) が2026年6月10日から13日の間、愛媛県医師会館ホール(愛媛県松山市)で開催されました。本学会はコンピュータ支援整形外科手術に関する国際学会です。ISTELAR Emerging Researchers Awardsは、ISTELAR財団が後援し、CAOSフランスの運営支援のもとで優れた技術的・臨床的貢献を表彰するもので、筆頭著者かつ発表者が博士課程の学生または博士号取得後5年以内の若手研究者である発表が対象となります。本賞は、そのうち最も優れた技術系ポスター発表に授与されるものです。
受賞研究テーマ Research theme:
“Lumbar Volumetric Bone Mineral Density Estimation from A Plain X-ray via Generation of BMD Distribution Maps”
本研究では、単純X線画像から腰椎の体積骨密度(vBMD)を高精度に推定する手法を提案しました。骨粗鬆症の診断ではDXAやQCTが標準ですが、コストや被曝の課題があります。本手法では、まずYOLOv11xによりX線画像から第1~第4腰椎の関心領域を自動抽出し、GANベースのモデルで骨塩量マップ画像と骨体積マップ画像を生成し、両者からvBMDを算出します。9,006例のCTから生成した疑似X線画像で事前学習した後、実データでfine tuningを行いました。内部データでの交差検証で相関係数0.835、外部データを用いた検証で0.852という高い精度を達成しました。